「CM監督ならではの映像美」ビューティー・インサイド Reiさんの映画レビュー(感想・評価)
CM監督ならではの映像美
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原案は2013年カンヌ国際広告祭グランプリを受賞した、インテルと東芝の合作短編映像「The Beauty Inside」。
韓国のCM界を代表するペク監督が、映画化した長編デビュー作とのこと。
18歳の誕生日から、朝起きると姿が変わってしまう事になってしまった主人公ウジン。毎日変わるウジンを123人が演じるという、思い切った内容に驚く。
上野樹里が出てきてビックリしたが、女性の姿ながらも内側の男性を感じ取れる見事な演技だった。
日本語を話すけど、日本語は聞き取れないというトンチンカンな設定になっていたが、アドリブでそうなったんだそう。面白い。
他にも韓国ドラマなどで人気の俳優を惜しみなく起用していて、すごく豪華!
短い映像で想いを伝えるCM界出身ならではなのか、一つ一つのシーンが美しかった。音楽もよかった。
大好きなのに、一緒にいると好きな人を壊してしまう。
なんて切ないんだ。
2人とも良い人で、余計に辛さが伝わってきて涙がぼろぼろ出た。
最後はハッピーエンドでまた泣けた。
あと、連続キスシーンは驚いた。
ハン・ヒョジュ頑張ったな。
エンドロール中にお母さんのシーンまでおまけしてくれて、なんて憎い演出。
とても素敵な映画でした。
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