クリムゾン・ピークのレビュー・感想・評価
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ビジュアルはgood
みどころは以下の三点。
・衣裳
・美術
・美尻
近代の社交界の絢爛さ、貴族社会のイメージには目を見張るものがある。屋敷の家具・調度品に至るまでこだわりを感じた。壁紙の色やドレスの彩飾を見ているだけでなんか幸せ。
尻はジュード・ロウの尻を思い出したな。この映画でいちばんキレイだたよ。
ホラーとしては怖くはなく、幽霊はミステリーのいちアイテムのような存在。なんかこう不器用にも必死感があって切ないなぁ。
話は単純なのでまぁふつうなんだけど、最後に地下で対峙する様が…バトルものですね完全にw
もしかしたら主人公が書いた物語だったのかな?とも思わせるラストは好きだな。途中で「幽霊なんてウケない!恋愛を書け!」と言われていた原稿かも、とか。
実体験を後日書いて、ウケないと言われていた幽霊の出る話で傑作生んだよ!という解釈もありだね。
ホラーな感じ。
事前知識無しで鑑賞。
音楽が各場面で効果的に使われていて、恐さ倍増。
ミステリーとあるけど、ホラー駄目な人は止めた方が良いのかも。
冒頭の人物相関が解り難いと思った。
周りの男達(特にアラン)が主人公イーディスに惹かれる理由がもう少し描かれるとわかり易かったのかも。
姉さん何か怖いなと思ってたら、違う意味でも恐かった。
期待以上の作品です
単なるホラー映画と思って見てみたら、さにあらず。
愛するもののエゴがおりなす作品でした。
映像はきれいですが、あのボロ屋敷は幽霊屋敷と言われても仕方ないかな(笑)
ホラー映画好きな人は怖さに物足りないと思われます。
綺麗
公開初日に行ってきました。
ストーリー性はイマイチ。あんまり伏線の回収が出来てなかったような…。よくわからなかったところが多かった気がします。もしかしたらわたしの理解力の無さが問題かもしれないけど(笑)
俳優陣の演技はさすがでした。
ミア・ワシコウスカ演じるイーディスも、ジェシカ・チャステイン演じるルシールもなんか強い。女性陣の強さのあまり、トム・ヒドルストン演じるトーマスの儚さがやたら強まっていた気が。トムヒ弱い。
ミアちゃんとトムヒは「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」でも共演してましたが、ふたりの恋愛ものは本当に綺麗だなあ、と。
あと、Hiddlestonerなら鼻血もののシーンの多さ。トムヒの王子さまっぷりが凄まじい。ワルツを踊るシーンやお姫さま抱っこのシーンなど。思わず変な声が出るかと思いました。やはりトムヒはフルCG。
そして、トムヒのナマケツを拝めます。トムヒのナマケツ拝めます。(大切なことなので二回言いました)
衣装や建物に対するこだわりはさすが、としか言いようがないです。個人的にヴィクトリア朝などが好きなせいか、衣装の精巧さに惚れ惚れしました。春画の小口絵は、日本好きのデルトロ監督ならではですね。なんだか嬉しかったです。しかし蛾などの虫のアップは、人によっては問題アリな気が。蟻に集られる蝶は、さすがに見ていてウッときました(笑)
後半の主舞台となるアラデール・ホール。建造に6か月もの歳月をかけただけはある。エレベーターさえも美しい。あまりの造形美に、建物だけをずっと見ていたいと思ってしまいました(笑)
しかしまあ、上映館の少なさが目立つ気がします。東北や東海地方、中国地方や四国地方の上映館があまりにも少ない。ゴシックホラーというジャンルからして動員数があまり見込めないのも分かりますが、”デルトロ監督の最新作”にしてはいささか疑問。大人の事情、というヤツでしょうか…。
まだまだ上映期間は続きますので、そのあいだに上映館が増えることを祈ります。少しでも多くのHiddlestonerさんが、劇場で鑑賞できますように。
幽霊いるかな?
映像綺麗です。監督のセンス(パンズ・ラビリンス)が好きで、観ました。
感想は、普通のサスペンスかな。と
幽霊設定なくても成立しませんか?途中で主人公の父親が殺され、その際、犯人の顔が伏せられていましたが、必要無くないですか。
犯人にどんでん返しでもあるのかと思ったのですが、最初から怪しい姉弟がまんま犯人だし。サイコ姉弟の財産目的の犯罪劇です。
話もイギリスに行く迄が長いかな?
サイコ弟が主人公に感情移入して助けるところも?って感じ。
一番??なのは、幽霊ベタ過ぎ!怖くない!
というか、母親幽霊、娘に忠告しただけで、クリムゾンピークとの関わり無し、何かしら因縁でもあるのかと思いましたが、無し。娘騙されるのわかってたなら、男の名前教えるなりすれば良かったのでは?幽霊だから、そこまでは、無理?
ホラー要素が勿体無い。
色々な意味で「正にデル・トロ」な一本。
画面はとにかく美しく、そして雰囲気は満点。
なれど舞台とストーリーの必然性が薄いのが残念だった。
ホラー映画の売りが、本編から外れて添え物になっているのだもの。
そこがデル・トロらしさ満開なのだが、ご愛嬌で許せるのは、やはりデル・トロだからこそだろうな。
特殊枠を邁進するミア嬢も良かったが、ロキ様の嫌味だけど嫌いになれない魅力が全開だったのは素敵だった。
総じてお好きな方にのみのオススメできる作品。
「パシフィック・リムの監督」と言う宣伝は、逆効果だね。
追:
この作品のためにわざわざ遠征し、公開2日目でパンフ売り切れ。
後日問い合わせるも、劇場のあまりに酷い対応。
もう少し配給を含め、考えるべきだと思う問題だな。
そうですかー
ストーリーはなんか色々な設定が活かされて無い感じ。
幽霊見えるとか、指輪とかもっと押し出しても良かったんじゃね、っていう。
内容的にもそこまで特筆すべきことはなし。
もっとびっくりどっきりを期待してたんですけどね。
お化け屋敷映画と思いきや…
サイコ色が強めの作品でした。どちらかというと、サスペリア2か。
オバケたちもあんまり役に立たず…なぜ、驚かせて登場するのやら…。
真紅に染まる赤土とブッ壊れかけてる巨大な邸宅はホラー作品にはなんとも魅力的な仕掛け。色や光の映像は綺麗だったけどそれ以上はなかったかな。
しかし、ホラー映画が大スクリーンで見れるのは嬉しい。
魅力的な屋敷を活かしきれていない
舞台となる屋敷や小道具、衣装などの美術は素晴らしい。とくに屋敷の不気味さが最大の魅力。個人的には蝶や蛾などの虫を使った、もの悲しい演出が好みだった。
しかし、ドラマは乏しく、カタルシスは薄い。地味な終わりで残念。終盤の敵との対峙では、屋敷全体を使った演出で魅せてほしかった。
耽美的で血塗れ、それでいて途方もなく透明度の高いゴシックホラー
母を亡くした少女イーディスは深夜の寝室で母の霊から”クリムゾン・ピークに気をつけなさい”という謎の警告を授かる。十数年後、父の事業を手伝いながら幽霊をテーマにした小説を書いていた彼女の前にロンドンから来たという謎の紳士トーマスが現れる。すぐに惹かれあった二人はトーマスを好ましく思っていなかった父の死を機に結婚してロンドンに渡るが、人里離れた古屋敷での共同生活はトーマスの姉ルシールと屋敷に潜む得体の知れぬ妖気によってたちまち悪夢に変貌する。
近代英国を舞台にしたゴシックホラーという触れ込みを遥かに凌駕した世界観が圧倒的な、無数の蛾が飛び交い魑魅魍魎が這いずり回る英国版『八つ墓村』。異形の者への偏愛を惜しげもなく作品に滲ませる監督ギレルモ・デル・トロの一貫した作家性が画面の隅々まで行き渡っていて、ダークファンタジーの傑作『パンズ・ラビリンス』と並ぶ耽美的で血塗れ、それでいて途方もなく透明度の高い物語はいつまでも余韻を味わっていたくなる美しさに充ちています。
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