劇場公開日 2016年10月8日

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「小説が面白いと聞いたので」お父さんと伊藤さん かかく.coさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5小説が面白いと聞いたので

2018年3月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

小説が面白いと聞いたので、小説を読む前に、
映画を見てみました。

上野樹里さんと、リリーフランキーさんが
とてもよかったです。
でもお父さん役の藤竜也さんの『〇〇かな?』が
耳障りで、お父さんの演技は全く入ってきませんでした。

映画は
娘である上野樹里さんの立場でみてました。
お父さんのこと好きだけど、
お父さんと同居すると喧嘩になるし、
お父さんの知らない面も沢山あるし、
落ち込んだ父を励ます方法さえもわからない。

『娘さんがそばにいて幸せね』みたいなことを言われるけれど、「そんなことない(涙)」と思う。
それに、お父さんか伊藤さんのどちらかなんて選べないよ。って気持ちもすごくわかる。

そういう上野樹里の気持ちまで全て理解して、暖かく包んでくれるリリーフランキーさんが、逃げずに向き合うことを教えてくれて、
私も自分に振り返り、
両親とのこれからのことを逃げずに向き合いたいなと思いました。

感情が大きく揺さぶられる映画ではなかったけれど、ふと、自分のことを考えさせてくれるえいがでした。

かかく.co