「34歳の彩と54歳の伊藤さん、年の差カップルの同棲生活に、突然、彩...」お父さんと伊藤さん かずしさんの映画レビュー(感想・評価)
34歳の彩と54歳の伊藤さん、年の差カップルの同棲生活に、突然、彩...
34歳の彩と54歳の伊藤さん、年の差カップルの同棲生活に、突然、彩のお父さん74歳が転がり込んでくる。3人の共同生活が、のほほんとシュールに描かれる。
妻に先立たれ息子家族からも距離を置かれ、居場所を失くしたお父さん。藤竜也の偏屈爺さんぶりがお見事。必ず語尾に、『〜かな?』がつく話ぶりには、見てる最中来るかな来るかなと思わせるほどの名ゼリフ。リリー・フランキーは、相変わらずの優しさとシュールさ、独特の空気感を持つ演技が心地よい。
タナダユキの庶民の生活に焦点を当てた作風は、是枝監督作品にも通じるところがあってなかなか好きな感じでした(^^)
スプーンというアイテムがある意味この映画のキーになるんですが、ちょっと、??という感じでした。自分なら、もっと違う展開にするかな。
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