「家族って、、、」お父さんと伊藤さん ゆうたさんの映画レビュー(感想・評価)
家族って、、、
事前の知識なくタナダ監督が好きで鑑賞。
ゆるーい空気があってコミカルでちょっと笑えるところから、だんだんと、お父さんの背中と不器用で切ない表情や言葉に、胸がつーんとしてくる。
大人になっていくにつれ、誰だって自分の生活が1番大事で、家族も面倒臭いものになってしまうかもしれない。
お父さんは、家族のことを思って一生懸命働いてきたけど、
家族が家族で居られる時間は案外短いなぁと思って、切なくなる。
そんなことを思いながらも、暗く重くはならず、クスっと笑えて、少し泣けて、主人公の一歩踏み出して向き合うラストシーンに爽やかな気持ちで劇場を出ることが出来る。
非現実的でなく、本当に普遍的。
だからこそ、説得力があって響いてくるものが大きく、すごく大切な一本になりました。
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