映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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流石京アニ
原作既読。映像とキャラクターは流石京アニって感じでした。あの重い原作が見やすいように良くまとまってたと思う。こう来たか!って感じで感無量。原作と同じく考えさせられる内容だった。ラストは賛否両論ですが、個人的にはあれで良かった。ですが、原作で補わないと、カットされたところが多いので、キャラクターの行動がみんな突発的に見えるかも。そこが減点かな?
養老天命反転地
2人が養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)へ遊びに行きますが、ここのテーマパークのテーマが、この物語とリンクしてますね
人と人とのつながりのあり方 とか 死なないため とか
ここに行くと、体でテーマを体験できるようになってます。
岐阜の近くの養老公園の中にありますが、意図して登場させてると思います。
やりますね監督
でも、硝子が自殺しようとする理由をもう少し説明したほうが良いと思う。
以前から気になっていた作品で、 原作を読んで行こうか、映画から観よ...
以前から気になっていた作品で、
原作を読んで行こうか、映画から観ようか悩んでいましたが、
映画から観ました。
原作を知らなくても、十分に楽しめる作品です。
ただ、最初の小学生時代のイジメのシーンは見るのが辛かったです。
それ以外は、笑えるシーン・泣けるシーン等あり、良い作品です。
学生時代を思い出す作品であり、また学生時代に出会いたかった作品です。
アニメ表現が良い
原作既読。削る要素は削りつつ、ラストはうまく着地していてとても良かった。アニメならではの表現がとても良かった。個々の要素がアレなので、受け付けない人がいるのは分かる。原作の顔バッテン表現をそのまま持ち込んだのは、何か別の方法がなかったかなとは思った。
人にとって、強さってなんだろう…
友人に「君の名は」が良いと勧められ、上映スケジュールを見てたら、たまたま「聲の形」に目が止まり、これもたまたま、ボランティアで手話のサークルに行こうと思っていた所だったので運命的なものを感じ、こちらの作品を視聴しました。
あらすじ
主人公の将也も恐らく母子家庭で心に引け目を感じていて、それを強がっていた所に、自らの欠点(小学生にとっては)を物ともせず、周りと関わろうとする硝子が凄いと思ったものの、負けたと認めることが出来ずちょっかい出してしまう。
人にとって強さとは、現実をありのままに受け取り、そこから動き出すことなんじゃないかなと感じた。
どんな後悔も、後悔しているだけでは始まらず、今の自分に出来ることを出来る範囲で行うことで、確実に未来は繋がっ
いく。
聴こえないけど、心の声が聞こえる硝子
聴こえるけど、心の声を聞こうとしない将也
互いの弱さと強さに惹かれあった2人
素晴らしい作品
心がえぐられような映画でした。
思春期にイジメを受けた人は何十年経っても、心の傷として残ってますね。
自分は、50年経っても、忘れられないし、いつも抜け出せないでいます。
今、イジメを受けている人達は、見た方がいい。
また、映像が素晴らしい。
いい映画でした。
心にしみる映画 中学生の頃を思い出した。 一人一人の登場人物のそれ...
心にしみる映画
中学生の頃を思い出した。
一人一人の登場人物のそれぞれの気持ちが表現されてて、自分に置き換えてもあの時こうだったなあって思い出して、見つめ直せた。
正解なんて分からない、相手を理解し上手く向き合うことは難しいけど
自分を成長させるために必要で大切なことだと改めて思った。
タイトルは「こえのかたち」と読みます。 スクリーンでみてほしい、感じてほしい。
劇場で、大きなスクリーンで、あの音響で観てほしい映画です。
アニメーション映画としては台詞が少ないほうだと思いました。
なのに、感じるんです。
手話の説明も少ないのに、なにを伝えたかがわかりました。
耳が聞こえにくいから、静かな世界で生きている硝子(しょうこ)が、積極的に声を発して自分を変えようとしていることが伝わってきました。
でも、自分の声が聞こえないからかな、イントネーションが一般的では無いし、キンキン張り上げた声になってしまって。
ネタバレになるからここから先は書けないけど、
このキンキン張り上げた声がエンディングのスタッフロールに繋がっていました。
スタッフロールが流れはじめた時、音程の合わない高音を張り上げたような歌声が劇場に響きました。
硝子が歌ってる!と思うと涙が止まりませんでした。
もうすぐ劇場内が明るくなってしまうのに、早く涙止まって!な感じでまた泣きました。
もう一度観たい。
劇場で観たいです。
泣かないで、泣かないでよ西宮...。
原作ファンなのですが、思った以上に良い映画に仕上がっていてかなり満足しております。
原作漫画は全7巻完結の決して長くはない物語なのですが、濃密な少年少女の群像劇であり、他に類をみない社会派少年漫画です。
連載当時、少年漫画でここまで踏み込んで書くのか、と大今先生の覚悟の片鱗の様なものが1ページ1ページから伝わってきて、瞠目した事を今でも鮮明に覚えております。
京都アニメーションでアニメ化が決定して、監督もあの『けいおん!』の監督、脚本もあの『ガールズ&パンツァー劇場版』の脚本家、申し分ないタレントだったので、ファンの期待値はかなり高かったと思います。(これだけ期待させているのだから、きっと製作サイドもつきなみな物は用意していないはずだと私は安心していましたが)
先行した災害禍やタイムリープ、入れ換わり等内容盛り沢山だけど単純明快なラブストーリー『君の名は。』がカップルに大ウケして興行的にモンスター級のヒットになったため、『聲の形』はメディア的にやや霞んだ印象がありますが、路線的には2015年公開の『心が叫びたがってるんだ』あたりに比肩する素晴らしい映画になったのではないかと思います。
京都アニメーションその他製作や公開に関わったすべての方々に心から感謝申し上げます。
いい映画をありがとう。
お疲れ様でした。
自分の中の後悔に向き合うストーリー
いじめの加害者が自分の行いの愚かさに気づいて後悔しながら成長して、被害者に何かしたくてもどうすればいいかよくわからないお話。美しい映像に厚い人物描写が心に刺さる、観ていて結構つらい青春もの(?)。ちなみに原作は心に刺さるどころではない。
まず本当に人物描写が良い。リアル…と呼ぶかはわからないが、自分の軸を持った生きている人間が動いてしゃべっているように見える。多少展開が急だったり単なるむかつく人間に見えたりということも、なくはないが、概ね狙い通りの人物として鑑賞者に伝わると思う。
そしてその人物の軸、考え方はすべて己の弱さに起因しているように感じられた。自分を棚に上げて人を責めたり、開き直って感情を爆発させたり、過剰なスキンシップをしたり、生きるのがつらくなったり。一人だけ尺の都合でわからないまま終わってしまったけど…。
人物の軸となる弱さ、もっと具体的に言うと何でそんなことしたの?するの?という理由にはとても共感した。簡単に言えば逃げたいのだ。つらい現実からの逃避や安全地帯への逃避。
作中では各人の「逃げ」が問題を起こしていくが、それを否定的に描いているようには思えなかった。少しの強調はあったが、さらりと普通のことのように描いていた。
だからこそ、将也が今まで自分が後悔してきた人生に向き合うラストシーンには強く共感できる。
感情に引き込まれました
難しいテーマだけど、お話はわかりやすかった。
人と人の強い感情がぶつかり合っている姿を見て、こっちの感情も揺さぶられました。
将也のお母さんが良かったな。
いいお母さんだ。
喜怒哀楽が詰まったいい作品だったと思います。
思春期に見たかった
原作とか知らず。予備知識も特になく鑑賞。
もっとかるーい恋愛ものなのかなと、勝手にイメージしていたけど。いい意味で違った。まぁ多少はあるけど。
自分がした行ないは跳ね返って来るんだなと。
もっと若いうちにこの映画を見ていたら、もっと人に優しい人間になれたかななんて思ったりした。
自分には経験がないから想像することしかできないけど、聞こえないことは本当に大変なんかなと。いろいろ考えさせられました。
感情の歪み、流れが難しい
原作知らずに鑑賞しました。ハンディキャップ、いじめ、友人関係、学生達のまだ甘い考えなどうまく描かれていたと思いますが、八方美人の女の子の最後は、千羽鶴が集まらない=信用がないと思われてると感じ取るのは難しいのでは。ハンディキャップの子の自殺も告白からの流れで自分がいる事で好きなひとに迷惑をかけるというのが上手く描かれていないような気がしました。風景の描写、主人公の周りの顔を見なくなってしまった事、楽しくなったり、やっぱり自分はダメだと思ったりするのは上手く描かれているなと思いました。同時上映している君の名は。と同じくアニメなので比べる人が多いですが、ベクトルが違う作品だと思います。
かなりの良作
原作読破済み
原作に沿った内容ながら、やはり映画と言う短時間にまとめる為、原作エピソードの1部を大胆に抜いてはいますが、原作の雰囲気や流れを損なわず、キャラクターのそれぞれの心情を上手くまとめあげてあり、色鮮やかな青春の物語を見れる中々の良作と言えるでしょう。
原作を知る人も知らない人も楽しめる、原作とはまた違う、聲の形という作品を楽しめる映画になっていたと思います。 見た後に原作を読み返すのも色々と違いや思いを巡らせられて楽しいですよー。
ただ、入れて欲しかったとこが抜かれてたので星4で!
切ない。
考えさせられる内容でした。学生さんにぜひ観てほしい映画。映画観た後に原作を読むと、もっと深いところまでキャラクターそれぞれの思いが理解でき、もう一度観たくなりました。aikoの「恋をしたのは」が、作品と重なり、最後とても切ない気持ちになります。
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