映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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かわた?は嫌いだな
よかった!アニメ映画みたの久々だったけどこんなに入り込めたのは初めてでした 逃げずに問題に立ち向かっていく姿に涙出ました。 メイン2人の声優さん、素晴らしかったです。 とくにしょうこちゃん。
もう一度観たい!!
人間を描く、ってこういうことなんだと思う。 知り合いが原作酷いと言っていたため観ようか迷っていたのですが(原作ファンの方すいません)、京アニだし!と思い切って一度見たらどうしようもなく感動してしまい、結局もう一度観てしまいました。そしてさらにもう一度観たい。そう思える作品です。 ネタバレしたくないので細かいことは言いませんが、まず絵がきれい。それから、登場人物全員に共感出来ちゃう、と言える心情描写も見所です。だからこそ感動するけれど苦さも味わいます… さらに他の描写・演出も繊細で秀逸。アニメらしい表現で魅せてくれていると思います。 セリフも演技もキャラクターの住み分け (?)なんかも、何もかもが素晴らしい。 自分は京アニのファンなので少し贔屓目に見ているところもあるかもしれませんけど… 心に残る。観ながらも、観終わってからも、いろいろ考えさせられる。是非多くの人に観ていただきたい作品です。
しょうこちゃんが可愛い。以上。
見た時の感想は、うん、まぁ面白かった。しょうこちゃんくっそ可愛いでした。
でもそれだけ。
テーマも良かったし、流れも悪くなかったですが、ありきたりの展開で、登場人物みんな人が良すぎたのが、ひねくれた自分にはマッチしなかったのかなぁ。
ってか、しょうやののこと散々いじめといて、高校になったら、あの時はごめんねーで許せるか?確かに自分が悪いとは思うだろうけど、俺なら無理。
しょうやのしょうこちゃんに対する贖罪は自分としては納得できたし、そこには異性として好きって気持ちは少なからずあったのかなぁと。じゃなきゃあそこまでは頑張れんなと。
とまぁ、割としょうやとしょうこの恋愛が軸で、それ以外の部分がスパイスだと思っていたわけなんですが、終わり方がしょうやくん、自責の念から救われエンドってだけで、え、しょうこちゃんは?しょうこちゃんはー??となったしょうこちゃん大好きな俺はカタルシスを得ることができず、もう一つ伸びなかったです。恋愛の伏線あんだけ張ったんだから回収してよ〜笑
恋愛映画のテイストがある自己開放の映画なのかな。終わりがイマイチだったのでこの点数で。
重く苦しいテーマ
映画を鑑賞した後に原作を読みました。
その後のレビューです。
尺がありますから端折るのは仕方ありませんが、物語の流れは大体詰め込まれていました。
鑑賞して思ったことは、消化不良。登場人物が自分のしてきたことについてもう少し悔いて改める描写があってもよかったのでは?ということです。しかし原作を読んでみると消化不良具合は大差ありません。むしろあと一冊は描けたはず、と感じました。
しかし描ききってしまうと複雑な(というか複雑すぎる)人間関係が見所の1つであるこの作品が、ただの仲良しグループが仲良くするだけの作品になってしまうと思いました。彼、彼女らの多くは思春期。いつでもどこでも親や他人を思いやることは難しいでしょう。
他人を傷付けていることに気付かず最後まで自分が川井いだけの人。
小学校から主人公をイジメ、中学校でも主人公を孤立させた幼馴染。まぁ、命の恩人っちゃ恩人。
嵐のような女。
人を見下す為に教師を志す他人様。
保身教師。
様々な登場人物がいましたが、大人になり(教師は更に歳をとり)どのような人生を歩んでいくのか?エンディングは私達一人ひとりが作ってもいいのだな、と感じました。
重く、見ていてしんどい。
聲の形 文科省推薦映画だ。イジメの定義に従ったこれでもか、これでもかという原罪を背負う様な映画でした。イジメをデフォルメし過ぎです。顔に✖︎が付いたり剥がれたりは勘弁してほしい。聴覚障害者との関わりが縦糸ですが、異形の人々を随所に登場させたのは良い。月と好き、聲と恋を掛けているのも良い。先生の描き方が冷たい。あの担任はないだろう。あれでは、あんな授業では絶対にイジメなどなくなる訳がないのです。
初めて映画館で泣いた。 ココロが痛くなったし、ショウちゃんの気持ち...
初めて映画館で泣いた。 ココロが痛くなったし、ショウちゃんの気持ちもショウコちゃんの気持ちも分かるような気がして、ずっしりと 胸に刺さった。 昔イジメをして、教頭先生みたいな人に 「いじめをしたのは誰ですか」 とクラスの人に聞いたとき、先生が 「お前だろイジメたの」 と言った瞬間。なんで知っててもっと前に止めなかったの?どうして今、言うの? といろんな怒り、悲しみの感情がが溢れてきた。 やっぱり、思ってることは言わなきゃわかんないし、かと言って自分の気持ちを相手に伝えることって簡単なことじゃない。 簡単じゃないけど、大事な時は伝えなきゃ誤解を生み崩れだす。 分かってたことだけど、改めて考えさせてもらえた映画だった。
考えさせられました
原作を知らず、予告からの先入観で恋愛ものだと思って見てきました。率直な感想として、見にいって本当によかったです。前の席の若い女の子は、途中から嗚咽が漏れるほど泣いていました。自分は感動で泣けるということはなかったですが、それ以上にいろいろと考えさせられました。 というのも、知らず知らずのうちに、登場人物の中の誰かに自分を重ねて見ていたからです。いじめたり、いじめられたり、自分勝手だったり、人を信用できなかったり、人が怖かったり、殻にこもったり、勇気がなかったり、我慢したり…。自分の弱くて醜いところを鏡で見せられてるようでした。 それと同時に、「ああ、自分の知り合いにもこんなやついたな」と思い出しました。そして、彼らにもそれぞれの考えや立場があったのでしょうが、当時の自分はそこに思いを巡らせることはなかったなと、思い返しました。 どこかで周囲の人との距離をとってきた自分ですが、ダメな自分を受け入れて、自分の思いを声にして、人との付き合い方を少しだけ変えてみようかなと思わせてくれる作品でした。
青春してるね
まあ、考えさせられるアニメです。京アニにしては、大人しい映画ですが、原作が原作だけにこのような表現にせざるを得ないと思われます。 ストーリー展開で、小学校時代と高校時代の2エピソードで構成されている点は評価できます。小学校時代のいじめ問題、そのいじめが高校まで尾を引いて、どうすればいいのかわからない主人公と彼を取り巻く友人たちの心の葛藤をもっと掘り下げてもよいと感じました。 私的には、暇とお金があれば、お勧めします位の映画でした。なので、星は2.5とします。
伝える、とは。
2回観に行きました。 普段、映画は映画館に行ってまで見ないのですが、元々アニメが好きということと、京都アニメーションさんによる映像化、主人公の声を入野自由さんが演じるということで私自身彼のこういった作品の素朴な演技が好みなので、興味が湧き見させていただきました。(原作は1巻のみ読みました。) 1度目はいろいろと考えながら見ていました。小学生時代の硝子と将也のケンカシーンでは、硝子の生き方と思いが伝わってきて胸が痛くなりました。自分は必死に生きている、人としての本能を感じた気がします。 将也は、良くも悪くも人間だと思いました。小学生時代、正直に生きていた彼が、人間とは正直に生きていくことは出来ないのだと知り。そんな彼が最後に涙するシーンは、何度見ても泣いてしまいました。彼がこのお話で泣くのはこの1度だけです。最後になって、やっと彼は自分の為に泣くのです。 他にも登場人物が出てきますが、どれも現実にいるよなこういう人、という感想を持ちました。 そして、この作品は「伝える」そのものだと思いました。 手話、文字、声。それらはなるほど、確かに言語といえるし伝えるそのものです。ですが、「伝える」とはもっと広く、例えば植野や川井、結絃は、誰かに気持ちを伝えようと態度や髪型、写真で表そうとしていました。肯定する訳ではありませんが、いじめだって、ある意味「伝える」というものになるのでしょう。 長々と書いていますが、ここまで深く考えなくてもこのお話は魅力あるものだと思います。 障がい者やいじめを扱っている、こんなの綺麗事だ、感動ポルノだという人もいるでしょう。ですが、そういった感情を持ち込まないで、先ほどの「伝える」というを思いながら観てもらえたら、違うものになるのではと思います。
(^o^)すげー良い映画だった。見ないと!
『君の名は』に隠れてしまったがとても良い作品。 『君の名は』より高得点です。見ておいて良かったー(^o^) いじめの加害者、被害者、傍観者、その親、姉妹それぞれが長い時間をめぐって繋がる話。被害者は耳が聞こえない。加害者の少年がいじめと向き合い被害者、傍観者とこころを通わせる。 声を聞く事。お互いをわかり合おうとする心。わかってるんだけど大事なんだよね。お客さん結構入っていて所々ですすり泣く声が! おじさんも涙腺決壊です。 お客さんも男女均等に入っていました。 この作品にしろ『君の名は』にしろアニメが良い作品が多すぎ。 最近の邦画の高得点『怒り』かな?
ギクリとする…
この映画はイジメから始まる2人の男女の話し。
観ての感想は、川井という女の子が1番嫌いだった。それはどういうことかと考えると、もしかしたら傍観者とは主犯者よりも残酷なのかもしれないと思った。作中での傍観者・川井は自分では直接手を出さなくとも時に自分を擁護し被害者を演じ、周りを味方につけ対象を攻撃する。耳の聞こえない女の子・西宮が悲劇のヒロイン気取りかと言われるシーンがあるが、まさに川井こそが悲劇のヒロイン気取りだと思った。
強く言い過ぎたかもしれないが、この作品で1番感じられたことです。
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