劇場公開日 2016年9月17日

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「誰にも共感できず、みんな身勝手」映画 聲の形 すのうまるさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0誰にも共感できず、みんな身勝手

2024年8月22日
iPhoneアプリから投稿

小学生のころ人間関係に失敗した将也が、人間と付き合っていけるだけのモラルと友情を得た話。

小学生だからと言って許されないことをしていた将也。
それを本気で止めなかったクラスメイト
最後になるまで本気で叱らなかった先生
みんながどこか人間関係が希薄です。

硝子も、名前にガラスなんでついちゃってるほど繊細。
この子だって自分の考えや思いを伝えないので人付き合いは希薄。
この子の母親も、ちょっと度が過ぎている。
なぜ、将也を好きなったのか不明。

直花は、唯一、硝子と対等に話していましたね。
障害者とか関係なく。
ただその対等さを小学生の時に出せなかったのは、将也に好意があったからかもしれないですね。
それだけで、自分を見失ってしまうところがまだ児童期でしたね。

人付き合いに熱いのは、結弦と友宏くらいでした。
この二人のことは、大好きです。

いじめがテーマでもないし、
生き方がテーマでもない、
障害がテーマでもない、
メッセージ性を全然感じとれなかったです、、。

でもそれは多分、私がどのキャラクターにも共感できなかったことが原因なんだと思う。

すのうまる