「想像をしていく」映画 聲の形 Cさんの映画レビュー(感想・評価)
想像をしていく
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これを一つの恋愛ものとしてジャンルがおかれてることに違和感がある。
時代関係なく、いつ、どんな身近なところでも言えることなんじゃないかと思う。
差別ってどこから始まる? 言ったから悪くなる?言わないでいたから私は悪くない?
何が正しくて誰が悪いとか、このコロナ下でも日常でもあったなぁと少し感じた。
視点がそれるかもだけど、他人の家にビラを張って、まるでパトロールをした気分でいる当の本人はいいことをしたつもりでいる。
もちろん、この聲の形の主人公がした補聴器を壊す行為はいけないことだが、それを周りで見ていた同級生はじゃぁ悪くないと言えるのか、
これといって大きく対策にでなかった担任の先生は?
親たちは?
川井さんが視聴者からかなり嫌われているけど、同じクラスにいたら、家族にいたら、自分が川井さんだったら、、、
もしも、"ワタシ"がこの世界の中の登場人物だったら、どの立ち位置で物語をすすめられるだろう、
そんなことを考えてしまった作品でした。
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