「涙を拭くのが間に合わない」映画 聲の形 hno1ooさんの映画レビュー(感想・評価)
涙を拭くのが間に合わない
映画でもTVでも泣いているところを気付かれないよう、いつも目に溜まった涙を拭くタイミングを勝手に頑張っているのだけど
(場面が賑やかなシーンになってからサッと拭く。拭けない時はそのまま涙を垂らして平然を装う。同時に鼻水をすする音を根性で出さない。とか、、)
この映画では初っ端から涙が出っぱなし、拭いてもまた涙が出るし、、帰りは襟元がビショビショ、映画館を出たら目元が腫れていた!
「×」が着いたり剥がれたり、また着いたりして、この表現の使い方に脱帽
喜怒哀楽、それの裏表、わずかな心情も丁寧に描いていてとても繊細だなぁと感じた
自分の昔の記憶が引き出されるし、当時は何故悩んでいるのか説明も出来ずに同じ場所をずっと回っていたけど
色々悩んでいた頃の自分に見せたいけど、当時の自分にはピンと来ないかもしれない笑
全て投げっぱなしに終わらないところが◎
アニメの表現も申し分ない、さすが京アニ!
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