リザとキツネと恋する死者たちのレビュー・感想・評価
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ダンスダンス☆ハバグッタイム 昭和歌謡が溢れるハンガリー産不思議系コメディ
良く考えればハンガリーの映画を観たのは初めてかもしれません。ってかハンガリーってどこー!?ブダペストとか単語で覚えていても正直全くイメージがわかないです。自分にとってはハンガリーってそれぐらいの縁遠い国な訳ですが・・・この映画は日本愛に溢れていて意外に面白かったです!しかもサムライやニンジャの日本ではなく、昭和の日本!!絶妙な所突いてくるなー。
何と言っても全体的に流れる昭和歌謡が良い!こっそり「ハラキリ、アァ、アァ」とか歌ってる曲もありますが、昭和歌謡が作品の中に溶け込んでいるのであまり違和感はありません。you tubeで主題歌?の「ダンスダンス・ハバグッタイム」を検索したら普通にPV観れました。
リザが30歳の割には老けてたりしますが、時々チャーミングなので問題ないです。演じたモーニカ・バルシャイは公開当時は36歳。ギリギリと言った所でしょうか?唄いまくってるトミー谷が良いキャラしてます。歌謡曲を歌ってる姿が妙にハマっています。そして不死身の刑事ゾルタンさん。後頭部の傷に付けているガーゼが真ん中だけ赤くそまって日本の国旗みたいになってたのって絶対狙ってますよね(*^^*)
ストーリーは恋愛コメディなので、不幸なはずの恋愛フラグたった男が死ぬ場面も全く暗くならずに明るく観れます。画面に「死者1」とか出てくると次はどんな死に方するんだろうっと逆に楽しみになります。
ハンガリーという意外な国から贈られてきた不思議な良作でした!
那須
2016年劇場7本目。
荒唐無稽でアホで理解不能なのに、きちんと“真実の愛”映画として破綻していないのが面白い。
リザを愛した(と言うほどでもなく、単に欲情してるだけだが)故に死んでしまう男どもが紹介される度に客席から笑いが起こっていたが、確かに余りにアホらしくて笑えた。
随所に出てくる日本語の台詞とトミー谷の歌を聞いていて思ったが、日本語って凄く奇妙で不穏な響きをしていて、日本語がわからない国の人が聞いたら神秘の言語に聞こえるだろうなと思った笑
それにしてもトミー谷の歌はクセになるし、これはサントラをぜひ発売してほしい笑
松岡修造と要潤を足して割ったような容姿も胡散臭さ満載で、よくこんな俳優いたなと感心した。
一昨年はゴーンガール、今年はこれ。
会社の同期の結婚式帰りに映画鑑賞、しかもこんな映画見てちゃそりゃあ結婚してない同期男子3人の中に残るわなと自分で納得して虚しくなって、今泣きながらレビューしています。
20代最後の年、今年こそ何とかせねば。。。
ばかばかしくていい
リザ可愛いね。頑張って誘惑してるの観てると「俺も誘惑されてー」と思うね。
ハンガリーなんだけど日本の歌手の亡霊が出てきて、不思議な感じで、訳解らない話が続くの。とにかく人がどんどん死ぬ。
それで「ああ、なんか、こういうことかな」って解ってきたあたりでクライマックスなんだけど、なんか、不覚にも感動したね。
すごくバカバカしい感じで、絶対にシリアスにならないように進めてるんだけど、それでも感動した。
面白かったなあ。
これぞお正月映画!
ハンガリーの映画なのに、グループサウンズっぽい日本語の曲を歌うトニー谷なる幻の男が登場する。この人の歌う楽曲は全てオリジナルで、昭和のにおいプンプンでひどく良くできている。
学校で習った地理の知識からすると、ハンガリーはヨーロッパの中のアジア人種の国。日本のPOPカルチャーへの感応が冴えわたっているとしても不思議ではないのかもしれない。
そういえば、最後にリザと幸せになる巡査が好きなのはフィンランドの歌謡曲。フィンランドもアジア人種の国だったはず。
DNAが喜ぶ音階とか、人種主義的な言説への誘惑にかられる。
日本の怪談を、現代ヨーロッパに翻案したファンタジーとして楽しめた。お正月にはもってこいの軽く楽しい作品だった。
不思議な感覚、ファンタジー
日本昭和歌謡の歌手亡霊と那須の女狐伝説のお話らしい。
摩訶不思議な映像とあったようななかったような歌謡歌手と好きになったオトコがみな死んでしまう不幸な女性なお話がポップな映像で描かれてた、
次々と死んでいくオトコたちの死に方はどこかオシャレ。軽い笑いも適度にはえて見ていて楽しい。それでいてラストはきっちり悪魔バトルが。
ハンガリーあなどれず。
楽しめました。
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