溺れるナイフのレビュー・感想・評価
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おら東京さ行ぐだ
ずっと気になっていた作品。
原作は17巻にも及ぶ名作漫画らしい。
予告やポスターからはキラキラ青春系の量産型に見えますが、リアルカップルの菅田×小松コンビならきっとなんかあるだろうと思いながら…
前半は映像が美しいけれど、展開が早くいまいちついていけない。
山戸結希監督だからというのも、期待していた理由なんだけれど、なんか…
しかし、やはり後半で展開がガラッと変わりましたね。
レイプという青春には似つかわないような重く深刻な話。
でも、女性監督だからか女性からの叫び、苦しみがとてもリアルに表現されていたと思います。
後半になってからも、最後まで想像のつかないラスト。
最後の最後でタイトルの意味を理解しました。
コウちゃんが振り回す松明、そしてコウちゃんの表情。
可愛く振る舞っていたカナも恐ろしいほどの睨みを利かせ、夏芽も女優魂を魅せる。
結論から言うと、やはり正直分かりませんでした。
だけれど、ハッピーエンドであり、バッドエンドな物凄い勢いは伝わってきます。
何気ない会話から、それぞれの気持ちの繋がりが見えてくるのもエモくて素敵でした。
とにかく映像美と俳優陣の演技力は間違いなし。
コウちゃんのふさふさとした金髪、愛を象徴するかのような椿の赤、青春の透き通るような純粋な水。
近年の作品でここまで田舎の自然の美しさを表せている映画はない気がします。
急にアップになったりする撮り方はあまり好きではありませんが、とても工夫して撮っているんだろうなと感じることができました。
菅田将暉、小松菜奈、上白石萌音の演技力は勿論良かったんですが、MVPは重岡大毅。
ジャニーズだから舐めていました、ごめんなさい。
志磨遼平さんのクネクネヘニョヘニョとした演技、毎度トラウマだけど今回は大丈夫だった市川美和子さん、ミッキー・カーチスさんも流石の存在感。
レイプ犯役の方も迫真の演技で、どの人も役柄に似合っていました。
金髪菅田将暉は最強で最狂。
こういう菅田将暉が見たかったというビジョンそのまんまでした。
原作等でストーリーをもう一度脳内に取り込んで、また観たいなと思います。
うまくまとめた
ポイ捨て禁止
原作未読。最後まできて菅田将暉演じる役の位置づけに理解が及ぶが、冒頭よりそういった神秘性は感じられず、ただ粗野で不躾な高慢な若者にしか見えず、他方、小松菜奈も外見的な美しさを除けば、何の魅力も感じさせることがなく、唐突な流れで、菅田将暉に引き寄せられ狂い始めるため、単にマゾ気質の持ち主にしか見えなかった。そういった序盤の掛け違いからか、終始、疑問の連続で、観た感想は、もっとまともな映画になりえたのでは?という疑問。
音楽の使い方が酷くて、演技の真っ最中にもかかわらず旋律が割り込んでくる。どっちかの音を切ってくれと思った回数多数。レイプシーンで助けが来る来ないの所で、シンバルばんばん鳴らすのは悪趣味である。
台詞回しは心情を明らかにしすぎるきらいがある。上白石萌音の陰のある表現がよく、大友役が役どころにはまっているのに好感。他方、かかってくる電話や授賞式の司会など、演出したのか疑問が残る表現が気になった。
恋に溺れちゃう。
年齢設定に無理が…
話題の二人だから・・・
Huluで鑑賞。
現在、『糸』でも共演している二人。二人とも俳優としては、とても好きな俳優さんだし、演技力も認めます。海や港町の風景もノスタルジーを誘いよかったと思います。
しかし、展開が雑すぎて、突っ込みどころがたくさんあった。早々に、夏芽がコウに惹かれる理由やレイプ事件の後の離れる理由も、思春期の屈折なのかあまりよく読み取れなかった。
また、最後の展開にカナまで参戦し、最後がはっきりしないで終わってしまうのも消化不良。もう少し丁寧に仕上げてほしかった。
ただ、菅田君と小松さんだからこそ、見入ってしまうシーンも数多く、二人の演技があまりに素の感じがして、このころから意識していたのかなぁ…なんて観てしまいました。
【”コウちゃんは私の神さん!” 移ろいゆく若き男女達の”青の時代”を山戸結希監督が鮮烈に描き出した作品。幻想的な火祭りのシーン、海の美しさも印象的な作品でもある。】
ー人気モデル望月夏芽(小松奈々)は15歳の夏、海沿いの田舎町浮雲町に越してくる。何もないように見える町で、彼女はコウ(菅田将暉)という傲慢だが、自由で容姿端麗な町をまとめる神主一族の跡取り息子と出会う・・。又、二人のクラスメイト、大友君(重岡大毅)とカナさん(上白石萌音)とも・・。-
■印象的な場面
1.二人の出会いの場面。
ー”一発”で惹かれあったよね・・。
コウのセリフ”この島のモンは、全て俺のモンじゃ!”ー
2.二人がお互いの青数珠と赤のパワーストーンを交換する場面。
-コウが夏芽を”何があっても、守る!”という気持ち。ー
3.夏芽がストーカー男に連れ去られる場面。夏芽から貰った赤のパワーストーンが砕け散ったことで、異変を察したコウが誰より早く、助けに駆け付けるがストーカー男に反撃され・・。
-男としては、落ち込むよなあ・・。-
4.皆、高校生になり、事件の影響でコウとも別れ静かに過ごす夏芽を大友君が、労わる場面。そして、同級生の女子たちが根拠のない噂話をしていることに対し、”品がない!”と吐き捨てるシーン。
-大友君の夏芽への想いがよく分かる。そして、二人は・・。-
5.随所で出てくる幻想的な”火祭り”のシーン。2回のストーカー男の襲撃とシンクロさせている。
-ストーカー男が再び現れ、夏芽を襲うが、”幻想的な夢の中”コウとカナさんがナイフで・・。そして、カナは幼いころからコウに抱いていた想いを強い目で、夏芽に告げる・・。-
<傷ついた二人が、再び場所は違えど、再び輝きを取り戻し、一歩を踏み出す過程を鮮烈に描き出した作品。
主要キャラクター4人の姿と演じられた若き俳優さんたちの姿が印象的な作品でもある。>
■山戸結希監督は当方の居住区出身の方。この映画は、定期的に上映されている・・。
<2016年12月 劇場にて鑑賞>
<2020年7月26日 別媒体にて鑑賞>
青春だなー
高校卒業してすでに15年以上経ち、今ではキュンキュンするような甘酸っぱい恋愛なんてものは遥か昔の話となってしまいましたが、この映画を観て、高校時代の自分を思い出しました。
主役の2人のように際立って光るような存在ではありませんでしたが、若い自分にとっては全てのような存在の彼氏がいて、その人の事が大好きで大好きで。まだまだ若かった自分はその人に追いつけ追い越せを必死でやっていた事も思い出しました。
若いっていいなー、青春っていいなぁーって鑑賞中幾度となく思いました。
菅田将暉はなぜにあんなに金髪が似合うのかしら。
色白で華奢で、中性的な男性が大好きなので、この映画のコウは最高でした!ありがとう菅田くん!
大友役の重岡くん。あなたはなんて優しい役が似合うのかしら。大友がいてくれた事でどれだけこの映画をみてホッとできたか。明るいけど、ただ明るいだけじゃない。こんな男友達いたら幸せやったやろなー。
小松菜奈ちゃん。ここ最近何作か出演作をみていますが、半分くらいレイプされてます。なぜ?そんな作品ばかりオファーがくるのかい?と心配になっちゃいましたよ。影があるミステリアスな雰囲気とな、艶っぽいけど少女のようなところとか。それがそういうキャラクターには必要なのかなー。
大声をだすシーンって難しいですね。最後のバイクでコウと2人で声をだすシーン。とても美しくて見ていて幸せでした。もう少し大人になった2人も見てみたくなりました。
上白石萌音ちゃん。恋つづで初めて演技をみましたが、この映画でみるとより芋感がでていて役にあっていたと思います。他の方のレビューに、カナちゃんはもっと優しい子と書かれてありましたので、漫画読んでみたいと思いました。
この映画、ドンピシャで高校生の時に見てたら、菅田将暉の沼から出て来れそうにないくらいはまってただろうなと思う。いい大人になってから見て良かったです。撮影された島の風景とか、大人になって見たほうが絶対に良さがわかってると思う。
作品自体の評価は★3だけど、映像に写る自然の美しさと、主演の2人の美しさにおまけの★1プラスしたくなりました。
時間の無駄
なんだかな
ひとことで言っちゃうと、バカップル!?苦笑
美しい映像美と演出
映像は美しく、どこか懐かしさを感じさせる映画らしい素晴らしい色合いだった。キャストもみな演技力はある程度ある。今の女性像や、社会を風刺したメッセージ性のある演出も本当に素晴らしい。
でも惜しい点が多い。
・年齢設定に少し無理があったかと思える。完璧だったのは上白石さんぐらいで、高校デビューには驚いた。
他の人達は大人っぽすぎたきがした。
・脚本に問題があるのか作品に重みが足りなかった。
・音楽はもう少し統一感がほしかった。合ってたし、オシャレなMVのような仕上がりにはなってて良かったけど、統一感が足りなかった。
ほんとうに惜しい作品ですが、高評価できる作品です。どうもレビューには演出のメッセージ性が伝わってなかったり、今の女性の立ち位置に疑問を持ててない男性社会主義者なのかわからないけどそんな人がちらほらいました。映画はなんでこの演出があるのかなど考えると深いものですよ!
あと感じたのは日本映画は捨てたもんじゃない、このクオリティの映像が作れるならあとは音楽や脚本、キャストの配役が足りてないだけだと思います。今回の溺れるナイフはみんな演技力がある程度ある人達で良かったのですが、日本映画界のみなさんよろしくお願いします。素敵な作品をありがとうございました!
"溺れるナイフ"素晴らしかったです。
小松菜奈推し
いろいろわからない
キャスト◎展開✖︎
漫画から来たけどやはり難しい
尖った青年が尖り過ぎて引いてしまう。
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