「見るべき作品」葛城事件 おむらいすさんの映画レビュー(感想・評価)
見るべき作品
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無差別通り魔事件
犯人が悪い
父親が悪い
母親が悪い
兄が悪い
誰が悪いかわからなくなる
皆が皆、少しずつ狂っていく
亭主関白(自己中心的)な父親
何も言えない母親
優等生から転落していく兄
劣等感を抱える弟
見事なまでに人間が少しずつおかしくなっていく様子が描かれていて、じわじわ怖いと思った
とてもリアルでどこにでもありそうな家庭
父親は過激だが
すごく嫌な父親だが、見栄やプライドを持っているのが透けて見えたり、実は誰かいないと壊れてしまったり、昔の写真を眺める所に、何故か切なくて涙がでる
そして蜜柑の木でまた涙
もう一度見たい作品
出ている俳優陣が本当によかった
違和感を一度も感じなかった
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