「レイ以外の話が結構なボリューム。」アバウト・レイ 16歳の決断 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
レイ以外の話が結構なボリューム。
グレイグ役のテイトドノバンってさぁ、アリーマイラブのロナルドチーニーですね。アリーにつまんないっつってポイされたチーニー。懐かしい。
ドノバンさんのフィルモグラフィ見てると結構見た映画あるし、the O.C.のマリッサの父やったらしいけど全然気づいてなかった。
閑話休題
アバウトレイは公開中止になる前からチェックしてて、2年?越しにやっと見られました。
平日の夜に映画に行く元気がなくて、休日にいきましたが、割引クーポンが切れてて1800円で見る羽目に…500円が惜しい感じはしました。
トランスジェンダーのレイの話なんやけど、思った以上にレイの母マギーの話で、原題がスリージェネレーションなのが納得という感じ。
なので邦題はちょっとミスリード気味です。
噂では2時間程の尺を編集して92分にしちゃったとか。そのせいか、すこーし説明足りん!と思った点がありました。
結局誰がレイの生物学的父なん?マシューでいいの?出生届に名前載ってるから法的父はグレイグってこと?でいいのね?
で、マシューは何でマギーを訪ねてきたん?グレイグゆうてへんにゃろ?
ほいてマギーとグレイグとマシューは何の話しして誰が書類にサインしたんさ?
とまぁわからんことはありますが、各々自己中でいいと思いました。
エルファニングはちゃんと男の子に見えました。
好きな女の子に女の子の友達扱いされて傷つくレイが切なかったです。
マギーは年の割に未熟な女性ですが、色々痛い目にあってきたやろうし、更年期大変そうやし(明日は我が身)、大体ドードーと同じ気持ちで見守りました。
ドードーのドライに娘を突き放す感じが、日本にはいない感じの母親像でかっこよかった。
もっと話に絡むかと思いきやでしたが。
私は子を産まないし、育てないから、マギーの気持ちはどうやってもわからないのかもしれないけれど、娘が息子だったことってそんなに動揺するのかな?
他人事だから、さっさと本人のしたいようにさせたげなよって思うんかな?
そんなことを思いました。