「映像がよい、邦題が違う」アバウト・レイ 16歳の決断 osanさんの映画レビュー(感想・評価)
映像がよい、邦題が違う
映像がうまい、カメラワークがうまいと感じた。
ストーリーはどうということはなくても、カメラで表現する、カットで表現する監督、そういう印象。
こういうカメラづかいする人、最近は少なくなった気がする。
私は好きだ、こういうの。
役者の才能を引き出すのがうまいのか、あるいは、キャスティングがうまいのか。
エルファニングとナオミワッツの役回りがお見事。
エルファニングは中性的な役をやらせると個性が出るね。
いま流行りのトランスジェンダーものだけど、今回はいわゆる性同一性障害とか、家族とか、を扱っていて、色恋、男女関係を扱っているわけではないストレートな映画。ストレートなので、見終わった後の印象はスッキリしている。
邦題は間違いですね。皆さんのいうとおり。
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