「3世代の話なのに」アバウト・レイ 16歳の決断 ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
3世代の話なのに
邦題だとエル・ファニングちゃんについての映画かと思うが、原題は「3世代」。とは言え、おばあちゃんカップルについての掘り下げは少なく、ナオミ・ワッツのお母さんのエピソードが多い。エル・ファニングが性同一障害で男の子になる役だが、色白でふわふわのブロンドヘアの彼女には無理があり、思ったほど美少年にならない。しかしそれが現実だわな。
性同一性障害が大きなテーマだけど、お母さんははなから理解があるし、ハードルは長年絶縁状態だった父親だけ。女優3人に予算を割き過ぎたのか、キャストのわりに意外と小品な印象。
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