マネー・ショート 華麗なる大逆転のレビュー・感想・評価
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ルーレットでモラルを取り戻す
4人が組んでウォール街と対決的構図を予想していたが、4人が別々のアプローチでサブプライムローンをベースにした全然分からないクソ証券(健全商品の中にリスキーな商品をごちゃ混ぜにした証券)ほとんど詐欺の破たんを予測して賭けた。畑に散布するクソはオーガニック。ウォール街のクソ野郎(女含む)はクソより汚い。医師の鎌田實は色紙に「0(ゼロ)から0(ゼロ)へ」と書いた。生まれてきたときゼロだったはずなので、いままで得てきたものを全部社会にもどして死んでいけたらいい、という意味。資産を何兆円も持っている人はどのように帳尻を合わせるのだろう。
おもしろ教科書
シリアスで難解なあの事件についての映画なのに笑えるコメディ。ウルフオブウォールストリート的な手法は説明っぽくなりすぎず良かった。
もっと主要三グループが絡み合うところが見たかった。
また、華麗なる大逆転ではない。彼らの勝ち=経済破綻なのは彼らも承知で、儲けれど哀愁すらあった。
評価を見てると日本人がリーマンショックについていかに無知かがわかる。
ツマンネ、ワカンネ、モウイカネ(カモ)。
こんな映画ばっか作って、何楽しいんだろな、また途中からZzz…だったわ。これこそ、格付けcccの金返せレベル。この分だとハリウッドこそあと2年持たねーなw。銀行に行ってハリウッドのcds持ち掛けたくなったわ(覚えてるのはここまで)。もちろん、こんなときのためにとオプション(無料券)持ってるオレ様は、被害ゼロだけどさ、ヘヘ。
決してデートに使うこと無かれ。
「デートには絶対禁物!」な、新聞的知的好奇心をこれでもか!と刺激する一本。
芸達者過ぎる俳優陣の集結に加え、解り辛いマネーゲームを時に噛み砕いて観せてくれる演出の軽妙さが良かった。
「世の中、賢い人間の手のひらの上で回っている」
そんな不文律の世界を垣間見させてくれるたのが、非常に心地よかった。
ただしその分、観る側のオツムはフル回転を要される。
テンポは良いのだが、若干ペースの速すぎる作劇についていくのが大変なのは致し方無い所であろうか。
自分はもう一度大学に入りなおし、経済学をイチから学びたくなった。
こんなギャンブルはできないし、したくもないけれど。
力の入った良作ながら、社会科に興味が無ければおそろしく退屈だろう作品。
難解なのに何故かグイグイと引き込まれる一本
一言で言えば、「金融版『仁義なき戦い』」。そんな感じ。
所々に金融用語が散りばれられて難解だったけど、作品自体が実にテンポよく。一度もウトウトする事なく観れた。実にエンタメ的で実に知的な一本。
経済のお勉強になり、日本経済新聞が読みたくなるかも(笑)
最近ハリウッドで多い実話もの作品ですがとても観やすく初心者でもわかりやすくするためにちょっとコメディ要素を入れてくれているのがありがたい。
前回実話作品「ザ・ウォーク」でもあったんだけれども、最近のハリウッド作品にある出演者が視聴者に語りかけるシーンが多いし説明が分かりずらい個所は別の職業の人や馴染みやすいとあるゲームにたとえて説明してくれているからおもしろかったしわかりやすい(どんな説明かは劇場で・・・)
これらのシーンがあったからこそストーリー展開もよかったので楽しめた。
ですが、これらのシーンがないと経済知識やリーマンショックのニュースの知識がないと付いていけない作品ではある。
この作品は経済用語がバンバン飛んでくるので、ズバリ!!経済の勉強になることは間違えなし。(日本経済新聞に興味をもつかもしれないよ(笑))
原作がこちらもブラッドピットが絡む「マネーボール」の原作者作品。こっちの方がわかりやすいかも。(笑)
演技も4人の中で一番好きだったのはダークナイトシリーズでもおなじみクリスチャン・ベール。アクションではないけど無駄に腕の筋肉が太すぎるんじゃないって思うけど、ちょっと注目してみてね。
てなわけで、展開はよかったけど経済勉強が必要なので私は4点でございます。
さらに、日本人有名アーティストの曲が流れているシーンがあるから探してみるべし。
楽しめる
ポップな演出で、難しくなりがちな素材を出来るだけ分かりやすく語っていて、とても楽しめる。
マーゴット・ロビーやセレーナ・ゴメスのくだりなんかはとても気が利いてるし。
しかし、クソがホントにクソであることを確かめ、その結果として主人公達は大儲けする訳だけど、それはどう転んでも『華麗なる大逆転』なんてものではなくて、この邦題はないよな〜と。
登場人物の中でもかなり変わってると思われるスティーブ・カレルが言ってることが一番まともだというのがアメリカの狂いっぷりを表してるのかな。あの涙にはグッと来ました…
この映画の評価のされ方が、内容と被っていて皮肉。
この映画の騒がれ方がハウジングマーケットと一緒で皮肉。
なんか「良い」って言われてるから酷評されてないだけで、あんまりいい映画ではないかと。
リーマンショックに関して理解を深めるような描かれ方されているわけでもないし、所々入るコメディタッチの解説はまぁ面白いけど、同様のタッチの説明は本編通して、数シーンだけ?ちぐはぐになっちゃうし、それ以上に説明するべきところはあるし、観客を完全に置いてきぼりにしてる。
キャストの起用の仕方もそう。クリスチャンベールの演技もいいのに、いまいちキャラを生かしきれていない演出だし、一番はブラピのゲスト出演みたいな扱いのひどさたるや。キャストしなくて大丈夫ですよ。
一番嫌だったのは、クライマックスの金融危機(というか崩壊)のシーン。段々空になっていくオフィスに入っていって、息を呑むみたいなシーン。演出がチープすぎる。観客のみんなが終わりを知ってるなら、見せなくてもわかるのに、わざとらしく昼下がりに帰路につく金融マンを映すって...。どうも納得いかない...。
わざわざ映画館にいかなくてもいいと思います。
金融の世界
若年層で六本木で派手に飲んでいると必ず外資系金融の人達に会う時代でした。
久しぶりに、映画にも出てきた外資金融の人達とリアルに飲む機会があり、最近のバイサイド、セルサイド事情を聞いていたところでこの映画を見ました。
私は実業家なので、虚業についてはよくわからないが、やはり独特の世界だなぁと。
今回の映画では、不正を暴く的な目線で描かれていたので良いかと思うが、実際は凄い世界だなぁと。
彼ら独特の速いペースでバンバン、専門用語でいつも会話してる訳ですが、一緒にいて思うのは、こうはなれないなぁと。
映画自体、素人でもわかりやすく、比喩もヒューモラスに出来ているので、割と楽しく見れたが、結末がわかっていたので、はやくはやくと思ってしまった。
彼らの演技がとても良かったです!
邦題が残念…
サブプライム問題についてコミカルに分かりやすく描かれていると思います。
ただ内容は邦題のようなマネーゲームで大逆転といったものではなく、もっと社会問題的な内容です。
内容もちゃんと専門用語について説明はあるものの、略語で似たような言葉が出てくるから、そのへんの予習はしていった方がより楽しめたかな。
金融知識があった方が楽しめる。
予習サイトがたぶんあるので観ていった方が楽しめる。カメラに話しかける演出はHouse of cards譲りかな。CMで感じるほどエンターテイメントではなく、ドキュメンタリーに近い。著名人に説明させる件は新鮮味があった。
面白い
話も演出もよかったが、スティーブ カレルがよかった。フォックスキャッチャーもよかったけどこれもスゴく上手い。引き込まれました。
大統領選の今これが観れるのもツイてる。だからトランプが善戦してるんだね。気持ちわかるよ。
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