劇場公開日 2017年4月15日

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人生タクシーのレビュー・感想・評価

全27件中、21~27件目を表示

2.5何の前情報も無く鑑賞。 パナヒ監督という人の良質な人間性や気持ちの...

2017年4月22日
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何の前情報も無く鑑賞。
パナヒ監督という人の良質な人間性や気持ちの余裕が伝わって来る作品だった。
こういう立場に置かれても、遊び心を忘れずに新しい事にチャレンジして行く姿勢は見習いたい。

映画として面白いかと言われると、微妙。

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のびお

4.0面白い!

2017年4月21日
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鑑賞方法:映画館

パナヒ監督の作品は初めて鑑賞。どこまで仕込み、どこまで偶然(アドリブ)なのか全くわからなかったが、どちらにしても一切カメラが車外に出ることないにもかかわらずエンターテイメントととして、社会派の映画として面白く観ることができました。

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taikonomukashi

4.0次々とやってくる乗客たち

2017年4月17日
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鑑賞方法:映画館

ドキュメンタリー風な作品で、タクシーの運転手に扮する主人公、乗客達と姪っ子・旧友などが主な登場人物です。

乗客達と主人公が積極的に会話するわけではないのですが、カメラは乗客達をよくとらえています。

携帯電話が一つのツールとなっていて、人間の欲望を現しているところが一番興味深かったです。

乗客の一人一人がドキュメンタリーのように生き生きと描かれていました。

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ama

3.0最後の10分。

2017年4月16日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

 この映画の背負っている社会的状況については、よく知りませんし、それを知ったからといって、映画の評価が左右されるのはあまり感心しません。自由に撮影できない環境があって、このようなせせこましい、作品になったのでしょう。最初の70分間には閉口しました。タクシーに乗り込む人間がよく喋り、うるさいことこの上ないのです。そして、その話が極めて断片的であるので、何が何であるのか、全く、理解不能でした。正直、なかなか、ひどい作品だなあ、と思っていました。しかし、最後の10分、双子の老婆と再会するために泉のところまで、タクシーを走らせるところから話は大きく動いてゆきます・・・。
 イラン社会の一断面を生々しく切り取った佳作です。社会派の映画に高評価を下す傾向の強いベルリン国際映画祭での金熊賞も納得できます。

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bashiba

2.0ドキュメンタリではなく、ドキュメンタリ風。

2017年4月16日
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鑑賞方法:映画館

よくわからん。不勉強なので、メッセージさえも読み取れない。
監督本人がタクシードライバーになって一般客を「隠し撮り」してるのかと思ったが、どうも「仕込み」感が強い。
イランの交通事情の危なさのほうが気になって、あんな電話したりカメラいじったりしてたら事故るぞ!って心配ばかりしてた。

監督が、「映画の素材を探しているのなら、本とかからは映画のネタは尽きてるから、なにかいままでにないところから見つけ出せ」的なアドバイスをしていたが、監督にとってこれがその探したものなのか?

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栗太郎

1.5しらけてしまった。

2017年3月15日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

2015年のベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したドキュ・フィクション作品。
正直言ってぷー子はこの作品を受け入れられなかった。
映画を観ていてしらけてしまった。

タクシーの運転手に扮装したジャファル・パナヒ監督がイランの街、テヘランを運転しながらその時々に乗せていく乗客の騒動を描いた作品。だけどね、その騒ぎや事件がぜんぜん面白くないの。パナヒ監督はこの映画をドキュメンタリーと言っているけれど、これはいま流行りのドキュ・フィクションだね。というか、もう完全なフィクション。ドキュメンタリー風に撮影しているけれど、すべてのシーンが演出された作り話だと感じた。そんで、フィクションの作り話だったら、映画のなかの騒動や事件がもっと面白くてもいいんじゃないの、ってぷー子は思ったの。

「人生タクシー」の作品のなかで監督は、イラン政府から受けている圧力や映画センサーシップ(検閲)のことなども描いていて、それはそれで驚きがあって興味深かった。監督本人も2010年から6年間の自宅監禁を受けている身なんだよね。その理由で、金賞を受賞したにもかかわらずベルリン映画祭に来ていなかった。来られなかった。彼の代わりにパナヒ監督の姪っ子や親戚の方が賞を受け取りに来ていた(ぷー子はこの映画をベルリン国際映画祭で観たので確かな情報です♪)。

だけれどね、そんな自宅監禁の身にある人が扮装しているとは言っても、簡単にちょろちょろと街に出て映画撮影することができるのだろうかとぷー子は疑問を抱いちゃった。パナヒ監督は20年間の映画監督禁止令も受けている身なので見つかったら大変なことだよ。国際映画祭ではそんな彼の勇敢な行動をふまえたうえで賞を与えているんだけどね。でもこの映画「人生タクシー」を観ていたら、なんだかそのパナヒ監督の置かれている過酷な立場までもがなんだか嘘くさく感じられてしまった。

撮影した映像ファイル(いまはテラバイトを使ってデジタルで映画撮影するので、ファイルは小さなチップなの)は、ケーキのなかに隠してイランから持ち出したと監督本人は言っているけれど、そんなに簡単に持ち出せるものなの? とぷー子はまたここで首をかしげる。6年間の自宅監禁に、20年間の映画監督禁止令も受けている。しかも自宅監禁は、監督だけじゃなくて奥様や娘さん、彼の身近な友人たちもひっくるめてらしいの。そんな監視下に置かれている監督が、タクシー運転手に扮装し映画制作したり、映像ファイルをイランからこっそり持ち出したりできるのだろうか? 映画「人生タクシー」のお話も嘘くさいし、そんな嘘くさい作品を観せられたら彼の置かれた状況までも嘘くさく感じられてしまうのはぷー子だけだろうか? パナヒ監督が映画のなかで描いているイラン政府からの圧力やセンサーシップの意味がなんだか薄れてしまうような気がした。

ベルリン国際映画祭は政治的なものをあつかった作品に賞がいきやすいの。またパナヒ監督は、ベルリン映画祭のアイドル的な存在だからね。だからこの映画祭でパナヒ監督の作品「人生タクシー」が金賞を受賞したと聞いても、ふーん、って感じてしまうぷー子でした。

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ぷー子の感動が冷めるまえに、映画感想

4.0社会風刺を込めたエンタテイメント

2015年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

イラン社会を風刺したドキュメンタリー風の映画。
しかしお堅い映画ではなく、エンターテイメントとして楽しめる。

映画製作を禁じられた映画監督がタクシーの運転手となり、乗客との会話を描いている(セルフ撮影?)。
次々とお客が乗ってきて、いろいろなエピソードが展開する。
オムニバス形式でそれぞれのエピソードのテンポが良く、興味を魅かれる。

反骨精神が強い監督と思うが、たいへん優しそうな温和な監督である。

政府を批判する女性弁護士は本人が演技しているそうで、説得力がある。
学校の課題で映画を撮る少女は監督の姪が演じているそうだが、素人はだしの演技が素晴らしかった。

自主製作(と思うのですが)として映画を撮り続ける監督は尊敬に値すると考える。

東京フィルマックスで鑑賞

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zzz