「けっこう原作どおりなのねん」無限の住人 守銭奴さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこう原作どおりなのねん
いや、30巻ある原作のある意味最後までやっているのは驚きましたな
当然そうは言ってもエピソードを抜き取って形を変えて切るとこはバッサリきってだけど
今回ばかりは原作との比較で観ざるを得なかった。なにしろ原作は凶(まがつ、顔半分隠して髪の毛立ててる人)が登場したくらいから、追っかけてたし
そういう視点でみちゃうとなんかむず痒いというか…こそばゆいというか
最初と最後の大立ち回りは凄かったが、基本斬りまくってるだけとも言える。
原作もそんな感じなんですけどね、おおざっぱに言えば。
無理やり二時間半くらいに押し込めたもんだから、完全無視された人物も…しょうがないけどね。
監督の意向か、あるいはもっと上の要請か知らないけどあくまで原作にそってというなんかあったのかな。個人的には復讐劇という形だけ維持すれば(あるいはそれじゃなくても)別の話を提供してほしかったけど
なんでこいつらわざわざ出すの?とかこいつらいるだけだなとか。
はばき(田中なんとかさんのあのヒゲ役人)とか、
阿葉山(石橋蓮司)とかしゃれにならないくらい強いんだけどなんかな。
いや〜しかし。今回ばかりは原作知らないほうがよかった気がしたがどうなんだろ。
木村拓哉さんはいろいろあったし、けっこうな年齢なはずなのに頑張ってました。私も歳を言い訳にせず頑張ろうと思います(なんだそりゃ)
あと市原隼人もよかった、雰囲気が出てる感じ
こんなものかという感想ですかね、漠然と
少なくとも昔アニメになったものよりましな気もするけど、絶賛もできんよな〜