劇場公開日 2016年5月7日

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ヴィクトリア(2015)のレビュー・感想・評価

全33件中、1~20件目を表示

4.0140分間の感情のダイナミズムを生々しく描写

2016年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

はじめ、作り手たちがキャストに手渡したのは、たった12ページの台本だったという。そこには大まかな筋書きと動線は書かれているものの、具体的なセリフはほとんどなし。あとは140分間ノンストップの一発撮り。つまり、ほとんど即興に近い形でセリフが発せられ、克明に映しとられる俳優たちの表情、互いに惹かれ合う想い、そこからの急転直下、おびただしい汗や緊張を放出させながらの逃避行に至るまで、まさに全身全霊の演技が活写されていったことになる。

とはいえ、長回しは目的ではなく手段に過ぎない。それを活用し、140分間、超スピードで流動していく感情のダイナミズムを最もリアルかつ生々しいものとして抽出し得たからこそ、世界はこの作品に沸いたのだ。この途方もない実験精神、役者陣の反射神経、スタッフワークの連携。一つでもピースが欠ければすぐに瓦解し、野心だけがやみくもに大きい駄作に成り下がっていたことは明白。成立したのが奇跡、そう表現できる数少ない作品である。

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牛津厚信

4.0長回しだから、ってことじゃない

2020年7月11日
PCから投稿

カットがない。見た限り暗転もない。140分ほぼ一発撮りの長回し。

映画で長回しといえばカット間が長いことを言う。タルコフスキーやアンゲロプロス。たいてい固定か、ゆっくり移動するレールカメラで、台詞も少ない、または無い。
ところがこの映画のばあい、そもそもカットがなく、カメラは手持ち。人物は喋りっぱなし。

一発撮りといえば、三谷幸喜の大空港2013がそうだったが、カットがなくても、カメラが捉えている人物が変わる。
ところがこの映画のばあい、カメラはずっと主役のヴィクトリア、ゾンヌ、ボクサー、ブリンカーを捉えっぱなし。かれらはフレームを外れて息つくことができない。

しかし、この映画が優れているのは、その手法によるのではない。どのみち、見ている最中にはそこに意識は及ばない。見終わって、そういやすげえ長回しだったなと気付く。

実時間と同じ進行だから、ヴィクトリアの置かれている状況を説明できない。説明的な描写もない。にもかかわらず、状況がわかる。

故国スペインを離れてベルリンにいるヴィクトリア。
ピアニストになる夢に破れ、自分のいる世界が嫌になり、傷心をかかえて逃げてきた。とはいえ、異国でひとりぼっち、数ヶ月が経ち、友達がほしい、人が恋しくてならない。

それらのことが、バーテンに話しかけようとする、初対面の男たちについていく、ゾンヌに思い入れる、酒を泥棒して屋上で絶叫する、ピアノを弾いて泣く、わけも判らぬまま犯罪の片棒をかつぐ、強盗がうまくいって束の間の高揚に沸く、などの行動と言動から、わかる。
ヴィクトリアの内面が、自棄と悲しみでいっぱいなのが、わかる。

警官隊にブリンカーとボクサーが撃たれ、ゾンヌもホテルのベットで息絶える。ヴィクトリアは号泣するが、ひとしきり泣いて、我に返ってみると、ほんの数時間前に会った男の死体と、5万ユーロ。お金を手にして、すっかり明けた街を歩き去る。

行き掛けの駄賃とも言えるがクライム映画ではない。そもそも強盗したお金を得とみるのは不合理だ。といって不合理系のピカレスクでもない。色恋もなく、なにも成就せず、解決もしないが、ヴィクトリアの悲しみに寄り添い、濃密な時間を過ごした。マイクリーのNakedに印象が似ている。

赤子を連れ出すシークエンスだけは嫌だったなあ。

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津次郎

5.0人生をみ失ったとき何をする?

2019年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

個人的にだがこの映画の圧巻はビクトリア(俳優ライアコスタ)の生き方だ。これに、絞って書く。
彼女はスペインから最近ベルリンに来てカフェで働いている。友達もいなく一人で踊りに行って、通りで声をかけられた四人のグループと行動を共にする。
四人の中の一人ボクサー(フランツ ロゴスキー)は借りを返さなければならなく、銀行泥棒を押し付けられる。
ビクトリアはその片棒をかつぐわけだが、彼女は積極的に『できる』と答えている。ゾンネ(フレデリック ラウ)が『大丈夫か』と聞くけど何度も『できる』と力強く言っている。ビクトリアと四人のグループは拙い英語で基本的な会話をしているが、ビクトリアの『I can do it !』はパワーがある。
ビクトリアは長年のピアノ訓練で培われた根性がある。クラシック音楽の世界で才能がなければ蹴落とされる。それも音楽院(コンサベトリー)まで行って、コンサートピアニストとして認められるかどうかまでビアノだけに邁進したが才能がない/無理だと言われれば、今までの自分の人生はなんだったのかと感じると思う。毎日7−8時間もピアノだけを練習していた人生だったとゾンネに話した。

この一人での努力、一本道、何も他の世界を知らないビクトリア。この反動からの行動(はけ口探しでもいい)が四人組との行動で銀行強盗したが、私に取っては、彼女はこれからの人生を探検していたように思える。何も知らないけど、自分を試すため冒険をしているように思えた。

ビクトリアにとって、金は大事じゃなく、ピアノの才能がないと言われ、新しい人生をスタートさせるための糸口を見つけているとおもう。コンサベトリーの世界では皆が敵だったと。コンサートピアニストの地位を確立するため皆がお互いに争っていたと。でも、この銀行強盗というタスクは仲間意識の強いものだ。この経験を彼女はしたことがないから、彼女に取って魅力的だったと思う。ホテルで好きになったゾンネが死んで、大泣きをした後、目を見開いて立ち上がる強さ。この人は将来なんでもできると私は思った。
最後のシーンからはビクトリアがどう決断するかわからないが、彼女が街を堂々と歩いていくシーンは盗んだお金は大事じゃないと思っていることがよくわかった。
犯罪の片棒を担いだからって、人生は終わりじゃなくて、新しいヴィクトリアの人生がスタートするのだ。

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Socialjustice

3.0バカなことをまじめにやる姿勢は評価したいが

2019年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

長回し教信者としては、狂喜乱舞すべきなのかもしれないが、序盤のだらだら進行が苦痛でここまで長くする必要があったと思えなかった。
カフェのシーンあたりからは惹きつけられただけに色々もったいないと感じた。

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なお

4.02時間14分ノーカットの意欲作

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

AM4:30~AM6:45の真夜中から夜明けにかけてクラブ→アパートの屋上→カフェ→地下駐→銀行→アパート→ホテル→路上とベルリンの街を駆け回る。

ドイツのベルリンに来て3ヶ月のカフェ店員のヴィクトリアに接触するスキンヘッドのボクサー、ヒゲ面のブリンカー、童顔で誕生日のフース、おしゃべりなリーダー格ゾンネのからみたくない地元四人組。

銀行強盗をさせられるはめになって元凶であるボクサーに注がれる「どうすんだよこれ‥」の視線の空気感がリアル。

強い吊り橋効果によって解放されたヴィクトリアとゾンネは激しいキスをし、ボクサーとブリンカーは全裸で躍り狂う。

事件に巻き込まれる系かと思いきや、軽い気持ちで加担した犯罪がどんどん悪い方向に転がり、ついには加害者としての一線を越える胸糞展開になったのは意外な驚き。

どんどんクズ野郎になっていくのにBGMは叙情的で青春の一ページ感を演出してるので余計に腹が立ってくる。

ついには一般人夫婦を脅し赤ん坊をさらっておきながらもなお「私たちは悪人じゃないの」と言うヴィクトリアの加害者意識のなさにゾッとした。

ラストはすっかり明るくなったベルリンの道路に、ゾンネを失いひとりきりになったヴィクトリアが金だけ持ってホテルから出てきてエンド(あぁ、最悪の朝だ)

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mimiccu

2.5ワンカットの臨場感

2017年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

こんな夜は嫌だ。
すでに夜というか明け方なんだけど、
見ているうちに実際に外が明るくなって
夜が明けてるんじゃないかと錯覚しそう。

ワンカット長回しで、
映画に引き込まれるのはなかなかすごい。
出会わなければ良かったのに
誘いに乗らず帰っていれば良かったのに
さらに誘いに乗らなければ良かったのに。
陽気な若者の夜遊びから
取り返しのつかない展開への変化が
時間と共に描かれるので臨場感が良い。
ヴィクトリアの気持ちの切り替えが良い。

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son

3.5並みの集中力では出来ないと思う こんなブッとんだ映画は初めて 俳優...

2017年3月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

並みの集中力では出来ないと思う
こんなブッとんだ映画は初めて
俳優たちがゾーンに入っていた感じがする
内容はそんなおもろしろくなかった

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onaka

3.0愚かさは悪

2017年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

単純

クラブで酒を飲み、帰ろうとしていたヴィクトリアは男たちに声をかけられる。
楽しかったので付き合うが、仕事を頼まれ・・・。
万引きし、銀行強盗の片棒を担ぎ、アパートで住民を拳銃で脅すヴィクトリアのセリフ、「私は悪人じゃない」、善悪の判断がつかないのは悪。
全編ワンカットなので緊迫感がある。
ラストは納得できない。

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いやよセブン

3.5PG12なのはクラブで全裸男がはしゃぐせい?

2017年2月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

寝られる

コカイン使用シーン?
40分過ぎまではかなり退屈。
もっとインディーズな作りかと思ったら、警察隊やテレビニュースまで出てきた。
早朝とは言えベルリン人通り無さすぎでは。公団?が都心にあるっていうのも?
地図で彼らの動きをチェックしたい
シュナップスとシュウェップスを空目した。ウォッカならオーケーじゃないのか

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消されるので公開しない

4.0ドキュメンタリーのような現実感がある映画でした。ワンカットだからこ...

2017年1月7日
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ドキュメンタリーのような現実感がある映画でした。ワンカットだからこそですかね。ストーリーは、まぁ。。。

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ハラオ

2.0ベルリン

2016年10月23日
iPhoneアプリから投稿

なんかランローラランを思い出す。ベルリンのストリートものって話なんだけど、あんまりアングラ感はない。クラブはベルグハインみたいなとこじゃなくて、地下のライブハウスみたいで良い感じ。相変わらずジャージとかダサくて良い感じ。ドイツらしい。ドイツは、服以外は全部優れてるのに、服と女優の顔はいつも微妙。ニルスのピアノはいらなくて、もっとテクノ聴かせて欲しかった。入場料が6ユーロって素晴らしい。とにかく長い。夜の屋上のシーンが良い感じ。

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pigeyes

0.5ただのチンピラが警官に発砲したり、逃走中潜伏するホテルが高級ホテル...

2016年10月22日
iPhoneアプリから投稿

ただのチンピラが警官に発砲したり、逃走中潜伏するホテルが高級ホテルだったり…笑
やることなす事頭悪すぎて全く感情移入できない。長回し?だから何?って感じ

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dk

3.0確かに映像はすごかったです ワンカットで撮っているため、俳優さん女...

2016年9月6日
iPhoneアプリから投稿

確かに映像はすごかったです
ワンカットで撮っているため、俳優さん女優さんの演技力、暗記力、アドリブ力はとてつもないものであると感じました
ただ固定カメラでないため不慣れな人は少し画面酔いするかも?臨場感はすごくあって6人目の仲間になっている気がします
100分でまとめれていれば★3.5

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山本将太郎

5.0傑作

2016年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

見終わった直後はその凄さに打ちひしがれました。何なんだコレは、と。クライム・サスペンスというよりは極上の青春映画。音楽もやばいなーと思ってたらエンドロールにニルス・フラーム。どうりでお見事。

ヴィクトリアと飲みたい...

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analanalyser

5.0素晴らしい!

2016年7月9日
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近年見た映画の中ではトップクラス。140分間が途切れる事なく進んでいく。このあと見たためにFAKEが中途半端に見えてしまう。

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M.Joe

5.0ワンカットの理由

2016年6月25日
iPhoneアプリから投稿

普段の生活って、
起床してから眠るまで、
意識はワンカットだ。
(途中で昼寝したり事故とかにあわない限り)

この映画を観て、
逆にそんなことに気づかされた。

普通の編集が施される映画は、
不要な部分や、意味なく間延びするところをカットし、テンポ感や時間の進行などを演出する。

しかし、この映画ではあえてそれが全く行われていない。
(眠くなる人もいるだろうねそりゃ)

だから観客は、まるで映画のなかで生きているような錯覚に陥る。

この映画のなかには確かに間延びしている部分や、退屈を感じる、特に意味のない「空白の時間」が随所にある。

だから効果的なのだ。

私たちの生活にも、たくさんの「空白の時間」があるからだ。

生活の意識と同じことが映画で起こっているから、強いリアリティを感じる。

観客は映画を観始めたとたん、
強制的に映画の中で生きることになる。

空白の時間はあるにはあるけれど、
めちゃくちゃ濃密で劇的な120分。

映画が暗転した瞬間、
ものすごいリアルな悪夢から目覚めたような感覚に陥った。

4Dや3Dとか派手な仕掛けがなくたって、
観客は映画の世界を生きることができる。

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DEPO LABO

2.0ワンカット長い

2016年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全編ワンカットってとこは凄いんだろうなとは思う。
でも疲れた。視覚からか?具合悪くなった。途中睡魔に襲われた。
ワンカットって事で、これは必要ないだろうというカットがあるよう感じられて、とにかく長い!早くこのシーン終わってくれ!と願いながらの観賞。
まるで拷問(言い過ぎw)

ワンカットで大変だろうに、わざとらしくなく自然なところは褒めとく(上から目線でごめんなさい…)

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豆

1.0ワンカット手法以外の評価のしようがない

2016年6月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知人の評価が非常に高かったので鑑賞。

ワンカットで140分回しきったことへの評価以外に感想がなく、疲労感のみが残った。

自分の感受性に問題があるのか、正直何をもって高い評価を得ている作品なのかが全く理解できなかった。

現代アートに傾倒してワークショップなんかに積極的に参加するようなタイプの人はこういった映像が好きなのかもしれないと思った。

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ゆむゆむ

4.5快晴

2016年6月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これは普通に凄かった。
ストーリー自体の目新しさは特に無いが、ワンカットならではの緊迫感がありストーリーにも説得力を持たせていた。
そのストーリーだって、決してその手法に依存しすぎることなく、結構質の良いクライム恋愛ものに仕上がっていたと思う。

全編にほぼ出ずっぱりだった主要キャストの二人は、大変お疲れさまでした。
カフェとホテルを間違えたり、アドリブじゃなくてガチの間違いも結構あったよね。
でもこれ、事前に全編ワンカットっていう情報が無かったら気がつかない人もいる気がする。
それほどに凄い技術と、できの良い中身でした。
未明から始まり、徐々に明けていく時間帯に物語を置いたのも素晴らしい。

サウルにしてもバードマンにしてもそうだが、そこで起きている事のみに焦点を当てて追体験をさせてくれるという、アダルトビデオ界なら常識の手法が今映画界を席巻してるのは、非常に良いことだ。

55

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ヨッシー

3.0自分なら巻き込まれない自信がある

2016年6月1日
iPhoneアプリから投稿

140分ワンカットということで確かに他の映画にはない鑑賞感あった。

なんというか、間延びしすぎ。ゾネ?に惹かれる意味がわからない。
嘘つきの軟派男。
パーティとか誕生パーティとか車とか店とかピアニストとか…何なのあの無意味な嘘。
最初は主人公が回されて、社会の厳しさを知り、這い上がっていく物語かと思ったくらい。
あんなわけわからない連中についていく意味がわからない。
屋上に着いていくな。
カフェに入れるな。
頼まれたからって何でもするな。
事後は、パニクりすぎ、テンパりすぎ、ハメ外しすぎ、行動遅すぎ、声張り上げすぎ、からの、気付くの遅すぎ。
まぁアドレナリンで気付かなかったのかなぁ。
ほんと、逃げる車の中がウザすぎて思わず舌打ちが出た。
内容がありえなすぎだしいろいろ雑!!
逃げ場所くらい確保しとくやろ普通。
依頼人だってお金持ったままトばれたら困るわけやし。

でも、17年と半年、まっしぐらにピアニストを目指して今まで遊んでこなかった少女が、クラブにハマったことをきっかけに遊び方と金の力と、一歩横道に入ると横行する社会の闇を知った、というありがちなストーリーをノンストップで描いた情熱に感動と尊敬はします。

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Rin