「タイトルなし」スプリング、ハズ、カム なべたくさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
ちょっとわざとらしく、また予定調和なトコも見られたが、しかしながら日常に溢れる他愛ない会話なんてそんなものかもと思える、日常を切り取ったような安堵を覚えさせるシーンが多々。
終盤のインド人にかっさわれている感は否めないが、ファインダーを通じて娘を眺める眼差しはまさに父親のそれであり、世のフツーのお父さんに捧げられた作品であるかのよう。
観終えた感としては、娘が祖師ヶ谷でどのように地を踏み固めていくのか、クロニクル仕立てになってもよいのではと思えた。
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