「ハードノワールの隠れた傑作」ケンとカズ hasegawaさんの映画レビュー(感想・評価)
ハードノワールの隠れた傑作
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邦画のインディー映画なんていうのは星の数ほどある。この作品は、沢山のインディー映画に埋もれた、確かな傑作だ。もっと有名になってもいい作品。
ケンとカズを演じたカトウシンスケと毎熊克哉がかなり良い演技をしていた。演技ではなく本当に悪いことをしてる人なのかと思わせるほど、自然体でかつ狂気を感じさせる演技だった。特に目。表情で語るような演技が多くて、目力がすごかった。顔がかっこいいだけのイケメン俳優の何倍も良いと思った。本当にリアル感満載だった。
2人が殴り合うシーン、別れてからカズが母親の首を絞めるシーンなど他にも色々、胸にグッとくるシーンが多かった。ラストの「おい!早く出せよ!」というシーンはかなり感動した。
陰鬱な雰囲気がとても良かった。普段、洋画ばかり見てる人にオススメ。
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