「ニーゼ先生の患者に対する思いに涙」ニーゼと光のアトリエ ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)
ニーゼ先生の患者に対する思いに涙
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1940年代まだまだ男性社会の時代に精神病棟で
患者のために戦った女医ニーゼ先生の物語
精神病の患者の治療はロボトミーや電気ショックなど
人を人とも思わない恐ろしい治療を行っていた
ロボトミー治療はアイスピックで簡単に出来ると言う
しかしニーゼ先生は違う
患者だって人間だ
乱暴な治療はせず 忍耐強く彼らと向き合っていく
面倒な相手はあら治療や暴力の方が
楽で済む
それでいいのだろうか?彼らをさらに精神的に追い詰め
乱暴者はますます荒れてしまう
スタッフ提案でニーゼ先生はみんなに絵を描かせることにする
すると彼らに奇跡が起きる
無表情に歩くもの うずくまるもの 乱暴者
それらの患者が絵を描くことによって
イキイキとしていく様が描かれていく
太陽の光りや緑の中に囲まれて
自然の中で 生まれ変わっていく患者たち
しかし それをよく思わぬ医者ども
色々な楽しいこと悲しいことつらいことを
経験しながらも彼らのために懸命に働くニーゼ先生に
とても心を打たれる
悲しいことも描かれているが
ニーゼ先生の行為を観て幸せに感じてしまう作品だ
レンタル屋でふと目に留まった作品だ
こんなに感激する作品に出会えるとは感謝!!
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