劇場公開日 2016年4月9日

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ボーダーライン(2015)のレビュー・感想・評価

全243件中、61~80件目を表示

3.5リアリズム

2020年5月5日
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 リアリティを追求したクライムアクション大作。空からの俯瞰図で国境沿いを走る車の列を映し出し、混沌した巨悪の街に乗り込む様子はとても緊張感がありながらも、リアリティを感じました。映画的な演出、物語を盛り上げる音楽を極力なくし、作戦遂行を追体験しているかのような感覚を覚える臨場感。街並み、登場人物すべてがリアルに描かれており、後半のトンネル突入作戦を暗視ゴーグルの視点から映し出すのもリアリティの極みでした。
 そしてなによりも、この映画の肝はメキシコの現状を見て揺れ動く価値観、倫理観でしょう。現実の残酷さをそのまま映し出した作品です。

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D.one

2.540点

2020年5月4日
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単純

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コウセイ

4.0ダークな映画 まさに裏社会の話 何が善で悪か?わからなくなる

2020年4月30日
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ダークな映画
まさに裏社会の話
何が善で悪か?わからなくなる

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papakazu

4.0タイトルなし

2020年3月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

5.0死ぬのでは?の連続で緊張感が凄くあった。最後はうーん。なのだけれど...

2020年2月26日
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死ぬのでは?の連続で緊張感が凄くあった。最後はうーん。なのだけれどそこ以外はとてもとても面白かった。容赦無い復讐。車で移動の時とかセリフない場面での没入感がすごく喉が渇いた。

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collectible

4.0不穏な空気と緊張感!

2019年12月25日
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怖い

興奮

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映画は生き甲斐

3.5麻薬こわい

2019年10月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

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バニラ

4.0「サノス」を従える「チェ」

2019年10月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

Dビルヌーブ監督は「複製された男」で自分史上最も難解なテーマを突き付けられたのもあり少し敬遠していたが、脚本のシェリダン氏が昨今巷で話題で、じゃあ遡ろうかと今作鑑賞。

文字通り、「サノス」と「チェ」がメキシコの麻薬カルテルに挑むのに、綺麗所連れて行こうか、て感じ。

「チェ」のデルトロはセリフ少なく物静かだが存在感は「サノス」プローリンより圧倒的。
ケイトを連れて行ったのも、男を誘い出す道具として連れて行ったのだろう。
そのくらいアレハンドロの復讐心は凄まじく、マットもそれを利用してる。

ケイトはそこに利用されてしまった事を、サインする事で止む無く受け入れ、自分の中の「ボーダーライン」を越えてしまった。それでも止まらない悔しさが、あの銃に込められたのでしょう。

件のシェリダン脚本ですが、今回は面白かったが唸る程でもなかった。また他の作品で味わおう。

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クリストフ

3.0いろいろ良い

2019年9月12日
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映像、出演者、演出、いろいろ良いけど、なぜか面白くない(笑)

けど、登場人物の実在感はすごいかな

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babydoll

3.5かなりの緊張感

2019年8月11日
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鑑賞方法:VOD

怖い

実に暗い映画。絶妙の「間」によって、緊張感を高めている。

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カツカレーライス

3.0.

2019年4月30日
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興奮

萌える

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瀬雨伊府 琴

3.5ドキュメンタリー感覚で観るべき作品

2019年3月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

難しい

あまり多くを語らず、視聴者に委ねるところが多い作品です。場面場面の繋がりがサラッと描かれていてわかりにくいので、しっかり観ていないと私のように状況がわかるような、わからんような…というふうになってしまうので注意です。
鑑賞後に解説等を拝見して、自分なりにではありますが理解を深めてからレビューをしているので、そこはご安心ください。

物語の性質上、話をはぐらかされ続けるので、もやもやします。そうしてもやもやを抱えた先に、隠されていたことが明かされますが、わかってスッキリ!となるような内容ではありません。
終始重々しく、特に終盤は哀しさや虚しさ、息苦しさを感じました。スッキリ爽快な気分になりたい時にはおすすめできませんので注意。

彩度が低く、色あせたような色調が作品に合っていました。ドゥニヴィルヌーヴ監督は絵作りが上手いなあと思います。特にトンネル突入前の沈む夕日に浮かび上がるシルエットがとても格好良かったです。
主観での暗視スコープの演出は緊張感と臨場感がありました。

演技面も良かったです。エミリーブラント演じるケイトはキリッとしていて芯が強そうな女性なのですが、ストーリーが進むにつれて辛そうだったり物憂げな表情を見せるので、とても感情移入してしまいました。
ダニエルカルーヤも脇役ながらいい味出していました。本作の良心で癒し的存在です。
ベニチオデルトロはさすがの存在感で格好良かったです。彼が映ると画面が締まりますね。何を考えているのかわからなくて怖いけど優しさも垣間見えて、いいキャラでした。

作戦の動向よりも、疎外感にイラついたり、善悪のボーダーを越えた世界に心が付いていかず苦悩するケイト、の印象が強く心に残りました。
ただ、視聴者目線では、映画での所構わずドンパチする事態に慣れてしまっているので、本作が現実に忠実で、ケイトがFBIとしての規定や秩序を重んじてきたのがわかっていても、あまり共感はできませんでした。
むしろ作戦の内容や目的をはぐらかされ続ける上にFBIでは優秀とされているにもかかわらず、素人扱いされる無力感の方が辛かったです。
本作はドキュメンタリー感覚で観るべき作品なのだと思います。

邦題の『ボーダーライン』、私は好きです。そのまま国境の意味もありますし、善悪や倫理の境界の意味も持たせています。作品の雰囲気にもあっていると思います。
原題『SICARIO』(スペイン語で「暗殺者」)の方が脚本の意図に関しては伝わりやすいですね。視点が変わります。

余談になりますが、私は字幕で鑑賞しましたが他の方の解説を読んでいると、ニュアンスが伝わらないセリフがあることに気づきました。ラスト近い場面なので細かく書くことは避けますが、観ている時に違和感があった部分だったので納得でした。作品の雰囲気としては翻訳を簡潔に短くした方が似合うのはわかるのですが、意味合いが伝わるようにして欲しかったです。吹き替えだとどうなのだろうか。英語を聞き取れればそれが一番なのですがね。

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きーとろ

3.5これは、正義か、復讐か…

2019年1月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

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tbgoh

4.5静かで熱い暗殺者

2019年1月3日
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鑑賞方法:VOD

静かに青白い炎が燃え続けるような2時間。
その静かさで全編通して緊張感が満ち溢れたものになっている。
進行も登場人物もリアルに淡々と。
あるのはそれぞれの目的だけ。そのためには、感傷を一切廃した世界。
まさに狼の地。
ベニチオデルトロカッコ良すぎるな。

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neko

3.0惜しい

2019年1月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

ウインドリバーを観てドゥニ・ビルヌーブの映画ということで、期待してみた。
話としては面白いが、途中の間延び感と最後の相手のあっけなさが露呈していた。
麻薬組織も、最初は過激なシーンであったが、その後は何もなく、もう少し過激なシーンを見せてもこの映画的にはよかったんじゃないかと思った。
主人公も個人的に感情に左右されすぎてあまり好きになれずイラっとくる場面があった。
惜しい映画だと思った

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ペキ

1.0孤独の境界

2018年12月8日
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素晴らしいサスペンスドラマにぐいぐい引き込まれるが、過度に真面目で退屈。
監督、脚本家のジャーナリズムが自由に生きる土壌を奪っている。

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たろっぺ

4.0とても良い映画

2018年12月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

映像を覆う緊張感がたまらない…そして、バックに流れる音楽が、それをさらに駆り立てる。主演のエミリー・ブラントがいい!名作!

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stoneage

3.5重く,暗く,難しい

2018年11月30日
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鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

続編の鑑賞前に予備知識が必要だろうと思い,本作を初めて鑑賞したのですが,あまりにも深い闇,希望の見えない重苦しさを感じて,今となっては続編を鑑賞しようか正直迷っています。

冒頭から凄惨なシーンが描かれ,その後も緊張感と重い雰囲気が漂う中,次々とショッキングな映像が流れていきます。そして,そのほとんどが意味不明で,早々に置いてきぼりを食らった感じでした。

これは,エミリー・ブラント演じる,FBI捜査官ケイトも同じで,わけのわからないまま麻薬組織撲滅計画に組み込まれます。そして,しだいにその捜査手法や計画の実態が明らかになっていく中で,これまで貫いてきた正義や信念が揺さぶられていくという展開です。

最後まで考えさせられることが多く,見る者一人一人の正義や倫理を問われる,骨太の作品だと思います。ただ,そこに至るまでが難しく,それゆえ長く感じてしまいました。アメリカの地名にうとく,捜査組織や役割についての知識が乏しいので,よけいにそう感じたのかもしれません。それでも,メキシコとの国境地帯で何が起きているのか,その一端を垣間見ることができたのは勉強になりました。

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おじゃる

4.0アクションが売りではない

2018年11月29日
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どちらかというと演技や映像で魅せるタイプの映画でした。

どっしりと腰を落ち着けて観れる安心感があります。ハラハラドキドキというよりは、淡々と残酷にストーリーが進む感じでした。

突入の前の夕陽のシーンは、とても現実とは思えないほど美しいと思いました。

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Rewind That

4.0地に足がついた恐怖

2018年11月27日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
凍りつくような緊張感がたまらない。
メキシコの秩序のない現実を描くこの作品は、他のどの映画にも無い、地に足がついたリアルな恐怖を感じる。
主人公であるエイミー・ブラントを完全にくっているベ二チオ・デル・トロが凄まじい迫力の演技。
あまりにも凄腕で冷酷な彼は、きっとジェイソン・ボーンでも倒せないとさえ感じる強さ。
最後にはエイミー・ブラント同様に腰から崩れ落ちるような感覚に陥る。
彼こそ本当の狼だ。

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カメ