「緊張感とは、を感じさせてくれる作品」ボーダーライン(2015) fujitaka1217さんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感とは、を感じさせてくれる作品
麻薬カルテルとの戦争に巻き込まれる、FBI女性捜査官の視点で描かれる1作目。2作目以降は主役がデルトロに代わり、緊張感のない作品になる。
とにかく大事なシーンなると音楽が消える。
これがめっちゃ怖い。あと、車や徒歩問わず、結構な分数を移動に費やす。
この移動が、主人公も観客も、何のためにどこに向かっているのかが分からない為、同じ心境で周囲を見ることになる。
オープニングシーケンスが比較的派手な分、何か起こりそう感を全編しっかり引っ張る。
脚本的にどこかすっきりしなかったり、主人公が意外と活躍しない展開にハリウッド映画しか観ない人は退屈に思うかもしれない。
チェ以降のデルトロ代表作だと思う。
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