劇場公開日 2016年4月9日

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「終始緊張」ボーダーライン(2015) 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5終始緊張

2020年10月24日
iPhoneアプリから投稿

ハラハラドキドキとかそんな生やさしいものじゃない。蛇に睨まれたカエル状態でずっと緊張する映画。
正義が存在しないかのような世界で自分の意思ですらない何者かにコントロールされているような気分だ。

誰もなんとも思わないささやかな存在が誰かにとっては大きな存在なのだ。大きな流れとともに描かれる警察官の死はこの映画にとってもささやかなものだが、僕らの心には強く印象付けられる。
まさにこの世の不条理の象徴的な存在として描かれている。

夢見る電気羊
Mさんのコメント
2023年1月8日

私はこの邦題が好きでした。

M