劇場公開日 2016年4月9日

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「「サノス」を従える「チェ」」ボーダーライン(2015) クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「サノス」を従える「チェ」

2019年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

Dビルヌーブ監督は「複製された男」で自分史上最も難解なテーマを突き付けられたのもあり少し敬遠していたが、脚本のシェリダン氏が昨今巷で話題で、じゃあ遡ろうかと今作鑑賞。

文字通り、「サノス」と「チェ」がメキシコの麻薬カルテルに挑むのに、綺麗所連れて行こうか、て感じ。

「チェ」のデルトロはセリフ少なく物静かだが存在感は「サノス」プローリンより圧倒的。
ケイトを連れて行ったのも、男を誘い出す道具として連れて行ったのだろう。
そのくらいアレハンドロの復讐心は凄まじく、マットもそれを利用してる。

ケイトはそこに利用されてしまった事を、サインする事で止む無く受け入れ、自分の中の「ボーダーライン」を越えてしまった。それでも止まらない悔しさが、あの銃に込められたのでしょう。

件のシェリダン脚本ですが、今回は面白かったが唸る程でもなかった。また他の作品で味わおう。

クリストフ