3月のライオン 前編のレビュー・感想・評価
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原作に忠実で良い。
零の部屋が、イメージどおりで驚いた。
河川敷や歩いてる道路も、そうそうココだよ、と。
だから物語も受け入れて観られる。
山崎順慶 役の役者さんの演技が素晴らしい。
「負けました」の一言に、絶妙なリアルを感じた。
他の棋士の演技はわざとらしかったり大げさに映ったりして、それでも別に変には感じなかったのだけど、この人の演技を見て、これだ。と納得してしまった。
前に、「世界から猫が消えたなら」という映画を見たときに同じような感覚をしたことがあって、その時もこの役者さん誰なんだろう?と検索したことがあった。驚いたことに、山崎役はその時の役者さんだった。奥野瑛太さん。
もっとこの人の演技を見たい。
下町のロケーションが良かった!!
楽しむために映画を観たいのにピリピリした家庭を見せられてもと思いましたが、主人公は決してグレる事が無かったし次第に引き込まれていきました。将棋の魅力はいまいち伝わってきませんが、真面目な「聖の青春」や千早がかるたを始めた理由をカットしてしまった「ちはやふる」よりは面白いと思います。尺が長すぎます。下町のロケーションとおせち料理、おさげの女の子が良かったです。有村架純の役はヒステリックでどうかと思いますが、押しかけてきて足湯に浸かったり、Tシャツを借りて着替えたり、泊まって翌朝メイクをする姿は反則でした。
雰囲気はまぁまぁ
神木くんがシンプルに上手い!
内容も原作にある程度忠実でよかった!
ただ、原作独特のあの切なさはやっぱり実写では出し切れなかったかー。という印象。
物語もいいし、出来も悪くない、むしろ良い!!
ただそれ以上に原作が良すぎたのかも。
素晴らしい
ホントに無駄がない。バランスのとれた作品だと思う。
原作を知らなくても十分に楽しめる作品なはず。
キャラクターの説明もしっかりされていて、決して客を置いていかない。
将棋のシーンでは、とても迫力を感じた。
演出力、役者の力だろう。
早く、続きが観たい。
なかなか!
原作は未読ですが、なかなか深くていいと思いました。
後編に向けてとても良い感じの前編になってたと思います。
キャラがみんな際立っててよかった!
ラスボス感のめちゃめちゃ感じる加瀬亮は本当に神に近い存在に思えた!
劇場で観なかった事をめちゃめちゃ後悔してます!
後編はすぐ借りに行こう!
将棋に取り憑かれた人間の葛藤と僻み、そして覗かせる一筋の光
原作は未読、アニメは中盤から見始めたぐらいの条件でレビュー。
アニメを最初に観たせいか、前半俳優のキャスティングに違和感があった。
原作がいいだけに設定は申し分ない。
川本三姉妹の暖かみ表現が足りない。もう少し川本家のシーンを増やして頂きたかったが、上映時間の事を考えると仕方なかったのかもしれない。
桐山零の孤独感も薄い。
四季もアニメより感じる事が出来ず残念。
上記にて批判的な感想を並べてしまったが、後半の桐山新人戦とラストの宗谷名人vs島田八段戦は面白かった。
同じ頃の将棋映画「聖の青春」よりかは将棋盤を写すシーンも多かったですし、これはこれで面白かったです。
重い対局
藤井四段が快進撃を成し遂げ、“レジェンド”ひふみんがバラエティー番組などで大活躍。今、空前の将棋ブーム。
映画界でも、昨年は松ケンの熱演が光った『聖の青春』が公開され、そして本作はアニメ化もされている大人気コミックを2部作で映画化したその前編。
中学生でプロの棋士になった零。
複雑な生い立ち、人見知り、孤独…人間関係や将棋しか無い自分の生き方に苦しみ、悩み、葛藤しながら成長していく。
さながら難しい対局と対峙するかのような苦難の道。
天才が故の宿命。
その中で関わり合う育ての家族、将棋仲間、ライバルの存在…。
近所の明るい3姉妹との交流で知る温もり…。
少年は人として、勝負師として、何を見出だすのか。
王道の青春&成長ストーリー。
複雑な主人公・零を、神木隆之介が抑えた好演。
その他、出るわ出るわの豪華キャスト。
中でも、名人役の加瀬亮はドハマり、特殊メイクを施した染谷将太の変貌ぶりには驚き!
キャスト陣が猛特訓したという将棋の動作は見事。
将棋のルールは分からんが、対局は美しく、緊迫感も漂う。
大友啓史監督がじっくりと描いていく。
見応えはあったが…、本作、重い。
零がまず暗い生い立ちを抱えている。
幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人であるプロ棋士・幸田の家に引き取られ、猛特訓を受ける。
幸田にはプロ棋士志望の娘が居たが、腕を上げた零の前に夢破れ、幸田家をぎくしゃくさせてしまう。
てっきり恋のお相手かと思った有村架純がえげつない毒を吐く。(意外と悪女役もイケる…?)
ある対局で幸田と再会し、勝利。師匠で育ての親に勝ってしまった事で、ナイーブな零はさらに憂鬱、憂鬱、憂鬱…。
負かした相手に因縁つけられ、怖いヤクザ面の棋士に訳あって殴られる。
将棋の世界って神聖で格調あるものと思っていたが、こんなに愛憎入り交じりドロドロしてるのか…!?
原作コミックを忠実に描いてるのかもしれないし、これが将棋の世界のリアルなのかもしれない。
が…
春公開&コミック原作&2分作&日本の伝統競技で『ちはやふる』のような爽快感ある青春モノを期待した自分には荷が重かった。
ま、勿論後編も見るけど。
ゲスな有村架純
将棋知らないけど将棋の作品をよく見ている気がします。
神木隆之介って同じようなキャラやってるけど、やはりすごいなぁと私は思います。
大コケした作品とは思えませんね。
染谷将太はネットで探すまで誰だかわからなかった。あまり好きな俳優ではないけど特殊メイクが凄い
大人向けの良作です。
とても良かった。元々神木君に興味があって見たのですが、それぞれの心情が必要な所でしっかり描かれていて、場面場面が丁寧に流れていく(特に前編)。また演じてる俳優さん達も実力派揃いで違和感なく感情移入でき、原作の雰囲気と違って、大人向けの良い作品だと思いました。そして、神木君の演技が良かった。彼はこういう役はとても合うんじゃないかと思ったぐらい。しっかりと腹の底で味わう、久しぶりの良作です。是非お薦めです。
思いの外、配役がしっくりきたな。寝坊して1回見れんかったが、意地で...
思いの外、配役がしっくりきたな。寝坊して1回見れんかったが、意地でもう一回見に行ったよね。
キャスティングで魅せる映画
ストーリー的には平凡にも思えるのだけれど、キャスティングが素晴らしかった。特に佐々木蔵之介が演じる島田開。原作を知るものとしても納得のキャスティングで、むしろ原作以上だった。実写化については賛否両論あると思うが、こういう原作を超えるキャスティングが見られるのは実写化のおもしろいところだと思う。
続きは気にならないちゃんと一本の映画
このときは原作未読。
後編の前に既読読破という感じです。
改めて原作と比較すると、かなり高い再現度だと思います。
また、主人公のぐちゃぐちゃした心がいろんな場面で垣間見え、
神木さんの演技も合ってとても引き込まれました。
将棋はさせなくても全く問題なく見られます。
続きが気にならないというのは悪い意味ではなく、
後編を見なくてもちゃんと成り立っていると思うと言うことです。
後編を見るまでは…
原作の漫画は未読ですが、アニメは全話見ました。一人一人の背景や内面が描かれ、登場人物の誰もが人生をもがきながら歩んでいる感じがとてもよかったです。そして本作でもその雰囲気を大切にしようと、神木龍之介くん、佐々木蔵之介さん、伊藤英明さんらが、みごとに演じきっていたと思います。このキャスティングもナイスだと感じました。
作品の中心が将棋であるだけに、派手な盛り上がりはありません。むしろ地味な展開に映る場面が多いです。しかし、それがじわじわと響いてくるあたりが、まるで将棋の対局の息詰まるような消耗戦のようでよかったです。
ただ、全体としては好印象なのに、アニメで感じた感動がイマイチ伝わってこなかったのは、残念というか不思議です。後編を見ればすっきりするかもしれないので、後編に期待です。
ハードボイルド
娘とデートである。彼女が3月のライオンのファンなのだ。「君の名は。」「この世界の片隅に」と、コンスタントに2人で映画に行かせていただいている。一緒に映画に行ってくれるまでを楽しみたいものだ。
大友啓史監督の現代劇は初めてみる。期待に違わずとてもよかった。まずキャスティングで絶対に負けない勝負に持ち込んで、端々の役者までキャラを立たせる演出がいい。ヒット作を求められる映画監督に必須のスキルだ。
かつての野球少年は、まず高校野球で、次にプロ野球で、自分が年齢を重ねていくことを客観視する。この映画を見て同じことを感じた。自分より上の豊川悦司がいて、世代が近い伊藤英明や佐々木蔵之介がいて、下手すると子ども世代の神木隆之介、有村架純がいる。10年前「硫黄島からの手紙」で見つけた加瀬亮がいる。あ、あの試合でいいピッチャーだなと思ったな、というような。
普段まったくマンガを読まない僕が3月のライオンに惹かれるのは、ハードボイルドだと思うからだ。「強くなければ生きていけない。やさしくなければ生きている資格がない」永遠のテーマだ。
漫画の映画化のようですが読んだ事は無く、前編後編一挙観です^ ^ ...
漫画の映画化のようですが読んだ事は無く、前編後編一挙観です^ ^
青春映画かなと思ってましたがそうでは無く意外にも見応えあるドラマでした^ ^
里親の元で生きる為に将棋をする零が成長していく上で次々と色んな人を不幸にしてしまう。
義理の父、姉と兄との関係がいい。特に義理の姉の香子は挫折に追い込まれたが家を出た零と縁が切れる事もなく続く絡みがいい。
高校の先生もいい先生。
零を取り巻く人たちとの関係が凄く良く面白かった。
有村架純がいいキャラでした^ ^
2017-25
レビューがいいので気になって、公開終了前にすべりこみで見てきました😆
原作は知りません。
将棋はちっちゃい頃におじいちゃんにちょっと教えてもらったので、駒の動かし方くらいしかわかりませんが、全然大丈夫でした。
前編と後編と分けて、さらに前編だけでも結構尺があるので、丁寧に描ききりましたという印象です。
「他人にも兄弟にもなれない」家で存在するために将棋を始め、強くなって勝っても責められる、というのが新鮮でした。
染谷将太の存在感はすごい!
名演(怪演)で完全にスクリーンを占領してた。
しかもイイヤツなんだよなあ。
佐々木蔵之介さんの、勝ったあとの疲労感たっぷりの憔悴しきった表情もすごいです。
加瀬亮は本当の棋士(名人)みたいな雰囲気でした。
将棋をさしているシーンはどれも、こちらも緊張しちゃう、汗や熱が伝わってきました。
前編の終わり方は後編に繋がるみたいな感じではなく、1つの話が完結したって感じだったので、予測つかない後編も楽しみです!
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