「将棋に取り憑かれた人間の葛藤と僻み、そして覗かせる一筋の光」3月のライオン 前編 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
将棋に取り憑かれた人間の葛藤と僻み、そして覗かせる一筋の光
原作は未読、アニメは中盤から見始めたぐらいの条件でレビュー。
アニメを最初に観たせいか、前半俳優のキャスティングに違和感があった。
原作がいいだけに設定は申し分ない。
川本三姉妹の暖かみ表現が足りない。もう少し川本家のシーンを増やして頂きたかったが、上映時間の事を考えると仕方なかったのかもしれない。
桐山零の孤独感も薄い。
四季もアニメより感じる事が出来ず残念。
上記にて批判的な感想を並べてしまったが、後半の桐山新人戦とラストの宗谷名人vs島田八段戦は面白かった。
同じ頃の将棋映画「聖の青春」よりかは将棋盤を写すシーンも多かったですし、これはこれで面白かったです。
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