愛しき人生のつくりかたのレビュー・感想・評価
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愛しき人生のつくりかた
登場人物がみんなユーモアあふれてて、笑えて泣けて前向きになれる映画でした。
愛しき人生のつくりかたってなんだろうって考えたとき、好きなように生きて好きな人と過ごして思い出を残すことなんじゃないかと思いました。単純ですけど。
お婆ちゃんは最後なくなりますけど、なぜか暗い雰囲気にはなってないんですよね。亡くなった直後はちょっとなりましたけど。
たぶん最後に愛しき人生をつくれたからなんじゃないかと思いました。
自分もつくりたいですなぁ。
老いては子に従いません
皆、素直で健康的
良くも悪くも(フランス映画らしく)いちいち哲学的。。。
そう。
良い意味か悪い意味か?は、さておき。
いちいち回りくどい。それがフランス映画ψ(`∇´)ψ
まぁ、褒め言葉でも有りdisりでも有る訳だけどね。。。
ジャケ借りで想像してたのとは、正直ちょっと違う。
ロードムービー的で牧歌的と言うか、ノルマンディー的?なの想像してたけど。
フランス映画らしく、登場人物の半分がイかれてた。
主人公とおばあちゃんと小学校の先生と◎◎だけがマトモだ。
中国で、王様が象牙の箸を所望しだして、側近は国の滅亡を予見したと言う。
チョコバーを買うだけで、あなたは人生の舵を切れるだろうか?
↑このレビューの意味は、見てからのお楽しみ。
ただ、見る方は深夜見をオススメするぞ?
昼間なら友人ともラインするし、夜ならおもろいテレビも数多有るだろう?
このDVD見るしか選択肢が無い状況で、この眠くなるような作品に、のんべんだらりと向き合うべきだ。
見た後飲むべきお酒】
ベルギービールか?ボジョレーか?ムルソー。
カーブを投げる事で、ストレートが活きる。
たまにこんな映画見たくと、日頃の家がの良さや悪さが引き立つかもね(=´∀`)人(´∀`=)
こんな孫がいたらいいな(笑)
残念
タイトルなし(ネタバレ)
フランス映画らしい心地よい穏やかさ。
言う事なす事がどこか空回りでつまらないけれども、母親や奥さんへの愛に一生懸命な父親。誰よりも大人びた対応ができるのに、恋愛に対しての純粋さに年相応のものを感じる息子。根本的にバカな友人。そういったキャラクターの人間クサイのがフランス映画らしさを感じさせる。
おじいちゃんの葬式にはじまり、おばあちゃんの葬式に終わる輪転が、日常の中で愛をもち幸せに生きることを自然に感じられた。
フランス映画はいいなぁ
おじいちゃんの葬儀で幕を開け、おばあちゃんの老人ホーム行き、息子夫婦の離婚危機、優しい孫の恋人探しが並行して描かれる。
同じような話は日本映画やアメリカ映画などで見られるが、このフランス映画の語り口が好き。
登場人物はデフォルメされているが、下品にならず敬意をもって描かれているのが心地いい。
「東京物語」を想起させるような家族の日常の世界が素晴らしい!
物語はこの映画のヒロインであるおばあちゃんマドレーヌが、人生を共にした最愛の夫を亡くし、その夫の葬儀のシーンから始まる。そして、葬式に遅刻してきたマドレーヌの孫息子とこのおばあちゃんとの心の交流を軸に物語は紡がれていく。
この作品では、年老いた独居の親の介護をどうするのか?そしてマドレーヌの息子は丁度定年を迎え、仕事が無くなった今、家に入り浸りで、熟年夫婦特有の新たな結婚生活の変化に因る危機を迎える、更に孫息子のロマンは作家志望のフリーターで、彼女無しで、将来の心配もしないでいる彼を心配する両親達やマドレーヌ。
この3世代に渡る家族のそれぞれの価値観の相違、生きて来た時代も異なり環境も異なる為に、誤解を解かなければならない事もある、このフランス家族の絆の物語はどこへと向かうのか?
その辺りが日本の事情とシンクロする部分と明らかに異なる部分もあって、フランスの家庭事情がとても自然に描かれるハートウォーミングなストーリー。観ていて自然とこちらにも心地良さが伝わる素敵な作品だった!
時に笑いと涙有りだけれども、お国が違っていても基本的にはやはり人間の愛は変わらないと言う非常に気持ちが暖かくなるホッコッリと安堵する映画だったのは言うまでも有りません。
誰の日常にも起こり得る家族問題の数々。でもそんな問題を一つずつ丁寧に家族が協力して解決へと努めるその姿を観るのは、丁度小津監督作品を観ているようで心地良い。
私達の生活の身近に起きる出来事を通して、人間の一生の短い時の中で探す、本当に大切な人生の瞬間、時間とは何か?と言う監督の人間愛に満ち溢れた暖かい目線の優しい物語。映画が紡ぎ出していくこの時間は実に素晴らしい!
少し出来過ぎている感じもしないでもないが、こう言う穏やかな映画を観る機会が有るもの素晴らしいものだ。
やや単調ではあるけれど、こう言う作品を静かに鑑賞する事こそ、最高の贅沢なのだと思う!
この作品景色も綺麗だし、観ていて幸せになれるようなエレガントな作品なのに、邦題が、ハリウッドのラブコメに付けられるような陳腐なハウツー本のようなタイトルでなかったら、もっと多くの人が観たと思う。何か残念にならないなぁ~
ミッシェルブランも良かったが、出てくる人たちの言葉や存在が全て印象...
人生は神様からの贈り物
普通に生きてきた1人のおばあちゃんの人生の終盤を通して、家族の愛情や、人と人との温もりを、しみじみと感じることのできる映画だった。
パリの華やかな街並みと、ノルマンディーの圧倒される自然の美しさ。大画面で見ることで、普通の物語も、飽きることなく最後までほっこりとした気持ちで見ることができた。だから映画は劇場で観たいのだ。
挿入歌の歌詞もフランスらしくて良い感じだった。
人生は長いようで短く、懐かしい写真は色褪せていく…。それでもキラキラと輝く思い出は、時折、心の引き出しから取り出して、愛おしみながら生きていきたい。
たくさんの普通の人生が世の中には溢れていて、ひとつひとつにストーリーがあるのだ。
忘れがちな日常の幸せを、こうしてたまに思い出す良いキッカケが、わたしにとっては、このようなハートウォーミングな映画を観るということ。
原題の「les souvenirs」の意味、思い出や記憶というのが、シンプルでステキなタイトルだと思う。最近の邦題は、説明しすぎなものが多い気がする。
優しい優しい映画。
心温まる映画です。
祖母と息子夫婦、そして孫の物語。夫に先立たれた祖母、定年退職した父とギクシャクする母、作家を目指してアルバイトする息子。少しずつすれ違いつつも、お互いを思いやり生きる素敵な家族でした。
とくに孫と祖母のお互いの慈しみがとても心温まりました。家族の日常を描く、フランス映画らしいというか、いい映画でした。
家族の楽しみ
家族の温かさを感じる
喜びも、悲しみも…
「夢さ。終わってみれば、昔のことなんて、みんな夢みたいなものさ。」いつか観た映画に、そんなセリフあったんですが、どうせなら、いい夢みたいですね。正直、本作、完全には、理解できませんでした。でも、まぁ、人様の人生を、完全に理解しようとすること自体、間違いかも。ただ、思い出という夢が、本人だけでなく、周りの人も幸せにしてくれるツールに、なることを、願って止みません。そう思うと、齢を重ねることも、悪くないですね。ところで、ノルマンディといえば「プライベートライアン」しか連想できないのですが、綺麗なところですね。あんな天国みたいな所に、かつて、人が造り出した地獄があったとは。まさに、喜びも、悲しみも…ですね。
3世代の生き方をじんわり考えさせられました
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