「昨日の敵は今日の友。戦士の絆を描く王道作!!」ドラゴン・ブレイド 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
昨日の敵は今日の友。戦士の絆を描く王道作!!
【賛否両論チェック】
賛:紀元前の戦いを壮大なスケールで再現しているので、その迫力に圧倒される。主人公達の、敵味方を超えた友情にも感動出来る。
否:スケールが大きすぎて現実味がなく、人によっては逆に興ざめしてしまうかも。グロシーンもあり。
この映画の魅力といえば、何といってもその壮大なスケール。紀元前の古典的な戦いの姿が、これでもかというくらいド迫力のスケールで描かれていくのが圧巻です。
本来決して交わるはずのなかった敵国同士の戦士達が、苦難を共にするうちに絆を育んでいき、強大な相手に立ち向かっていく姿に、観ていて胸が熱くなります。そして、そんな主人公達の姿に呼応するかのように、やがて周囲の部族達も戦いに名乗りを挙げていく様子も、また印象に残ります。
グロいシーンも結構ありますが、ジャッキー・チェンの作品特有の、ふとしたコミカルなシーンもありますので、その辺りにも注目を。あまり深く考えずに楽しめる、娯楽大作です。
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