劇場公開日 2017年4月29日

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トトとふたりの姉のレビュー・感想・評価

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3.5貧困の連鎖の現実の哀しさ

2017年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

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みゃん

4.0なんという逞しさ

2017年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭で部屋にコンクリートブロックを運び、石を削り針金を巻いて電子コンロを自作するシーンだけで、この姉弟の凄まじい境遇がうかがえる。

本当にドキュメンタリー映画なのか?と疑いたくなるほどの被写体との親密性。カメラは姉弟のもう1人の家族のように寄り添い、残酷さとほんの少しの希望を映し出す。

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サモハンキンポー

4.5次女のカメラがさらに効果的

2017年6月2日
Androidアプリから投稿

トトがヒップホップダンスに初めて出会う瞬間、カメラは自然にフレームを下げ、リズムを取る彼の手を写す。ここから映画の温度がグッと上がり始める。監督が渡したカメラで、ダンスクラブの選抜グループに選ばれ踊るトトを撮影する次女。この横からのショットがどうしようもなく愛しい。

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花火

3.0東中野単館上映

2017年5月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキュメンタリー。

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キノ

4.0●作品なのか、メッセージなのか。想像力が試される。

2017年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

東欧、ルーマニア。貧困のリアル。生まれた場所で人生が決まる厳しい現実。大人にまみれてヤク中になるアナ。施設に駆け込むアンドレア。14歳で親と離れるという決意。アナのその後。頭ではわかる。しかし、わかったつもりになるのは、おこがましい。

撮影手法や目線など、テクニカルな評価はその通りなのだが、それ以上に、この現実に打ちのめされる。圧倒的な現実に。たしかにトトはダンスに、アンドレアはカメラに、人生の希望を見出す。しかし、それはいつ切れてもおかしくない糸のような不確かな希望だ。百歩譲って、ふたりは蜘蛛の糸を登れるかもしれないが、現実にはその他大勢の救われない人たちがいる。
それを、公式サイトでヒップホップの第一人者にコメント求める愚の骨頂。そろそろ映画業界も、ちゃんと考えた方がいい。

ラストが切ない。いつか成長したトトがこれを見たら、彼はどう思うだろうかと想像すると、すこし胸が苦しくなった。
難しいところだ。ドキュメンタリー映画として僕らはこの現実を考える機会を得たけど、倫理的にはどうなんだろとか。だからこそ、この現実をきちんと理解しようとすること、まずは知る努力をすることが大切だと思う。ここまでではないが、日本でも貧困にあえぐ子供たちがいるのだから。

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うり坊033