「遺物とともに思い出を届けるという方式で震災後の状況を記録・紹介する...」ひそひそ星 いがのまるさんの映画レビュー(感想・評価)
遺物とともに思い出を届けるという方式で震災後の状況を記録・紹介する...
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遺物とともに思い出を届けるという方式で震災後の状況を記録・紹介する方法はアリと思います。しかしながらラストシーンの影絵は昭和30~40年代の生活を想起させるもので、浪江町の方々は2011年でもそんな暮らしをしていたと言うようなイメージでした。田舎の生活なんてそんなもんでしょ、という勝手な思い込み、あるいは馬鹿にしているのかなぁ、と思われました。もし浪江町ではなく架空の町であるというならば、自転車で街を巡るシーンで壊れた店の看板など街をそのまま映すのではなく、シン・ゴジラのようにセットなり特撮なりで造らないと。まあ、震災の記録・紹介するつもりなんて全く関係なく、ちょうどよい廃墟がたまたま浪江町にあっただけなのかもしれませんが。
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