劇場公開日 2016年2月13日

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「不思議の国のマリア」火の山のマリア 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0不思議の国のマリア

2016年3月7日
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此所じゃない何処に、心置いてきちゃたマリアと、今、此所で娘の幸せを願う、ご両親。まるで噛み合いません。それでも、何があっても、娘を想う親心に、心動かされました。結果、誰が主役なのか、判らなくなりましたが。それと、結婚を成就するために、あらゆる手を使う彼は、善人なのか、危ない人なのか?。不思議なんですよ。監督の人柄なのか、誰もマリアを傷つけない。みんな優しい。普通なら、感情的になって、多くの人が、傷つけ合う話になるはず。ひょっとしたら、マリアとは、本人の意思と無関係に、しきたりに従わざるを得ない世界の象徴なのでしょうか。正直、解りません。いずれにせよ、子を大切に想う親心は、有難いですね。厳しい自然と、人の優しさに包まれた作品です。ちょっと、不思議の国ですけど。

機動戦士・チャングム