「暇をもて余した神々の遊び。」デスノート Light up the NEW world のすけさんの映画レビュー(感想・評価)
暇をもて余した神々の遊び。
ってくらい時間に余裕があったら見ると良い映画です。(原作、前作、ドラマを見た人の感想だと思ってください。)
まとめサイトにこの映画のレビューがやばいwwwってスレがあったので、逆に購買意欲をそそられ見てしまった。原作が頭脳戦なら、本作は完全に肉弾戦。ノート対銃。銃使う人もお顔チラリズムだからどんどん死んでく。10年前の事件があったから、わざわざデスノート捜査本部まで専門組織作ったのに、何1つちゃんとした防衛策が取れてない。松田…お前は10年経っても松田のままだった…(良い意味で)
冒頭の一般人がどんどんデスノートの手にかかってく中、パトカーで駆けつけて、捜査員総動員して被疑者追っかけるのなんて、まるで踊る大走査線見てる感じ。もう「踊る大走査線 デスノートを封印せよ!」のサブタイつけたら良いんじゃない?
5分に一度はツッコミたくなる映画です。
藤原ライト、窪田ライトとは別物としてお楽しみください。
私が本作各キャラに待ったイメージもご参照頂けますと幸甚です。
三島:後半1時間で加速度的に伏線回収しすぎて、本人のキャラが整わないまま幕引きした悲しいキャラ。立ち位置主演、扱いモブ。
竜崎:馬鹿のふりした天才とみせかけての馬鹿。あと家のセキュリティがばがばすぎ。家の鍵、私の家と同じシリンダー錠とか、ワイミーズハウスの資産どこいったし。
紫苑:家族を復讐をキラがしてくれた…ってミサポジションなのに全然絡んでこない。何なら積極的に捜査本部に情報提供しちゃうなんちゃってテロリスト。もはや折り紙ニスト。
ミサミサ:原作ファンの取り込み要員。原作に最期が描かれなかったから、ファン受けは良い終わり方だったかも。扱いは残材。
松田:10年後編に登場したのは嬉しいけど、あの扱いはあんまりだ…松田ぁぁぁあ!
リューク:しゃべりすぎ。藤原ライトがこの状況ならノート燃やされて死神チェンジされてもおかしくないレベル。
アーマ:本作の主演女優賞、冗談抜きで出演シーン1番長いと思う。
ベッポ:GREENの映画からの友情出演とは思うけど、私的には松田桃太の友情出演と思ってる。(名前被り的に)
初代L:声だけの出演かつあの映像のせいで私は脳内消臭力のCMに変換されました。
個人的には最後の大どんでん返しには、ジェバンニのノートを使って、Lたちの完全勝利みたいにして欲しかった。(ちょいちょい原作のシーンを再利用してくるから、結末もこの際同じ終わり方でも良かったさー。)
俳優さんは豪華なんだけど、上映前の予告にたくさん出てて映画シーズンの中の1作品って感じになったのか、2時間だと尺が短くて薄まりすぎた印象が否めない。
次回作あるような幕引きだったけど、またノート6冊に戻してやるのだけはやめて欲しい。