「生々しさが全てを物語っている」リリーのすべて いくらさんの映画レビュー(感想・評価)
生々しさが全てを物語っている
レミゼラブルの映画版で、コゼットの恋人役マリウスとして出演している人が主役…通りでエロい。
あまりに生々しい演技が私には少々過激で頂けなかったが、作り話にはない、実話でしか出せない人の運命や人生の選択などが入り乱れ、また当時のヨーロッパのセクシュアル・マイノリティーに対する世間の評価などを擬似体感するにはもってこいの作品だった。
実話としても映画としても、この手の作品は時折自分のアイデンティティーを考える上で見ておきたい題材である。
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