「_φ(・_・ある意味異次元への冒険か、、、、。」リリーのすべて おにっち弐号さんの映画レビュー(感想・評価)
_φ(・_・ある意味異次元への冒険か、、、、。
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1930年前半の話なのか?アイナーとゲルダの夫婦の話。夫のアイナーがふとした事からリリーという人格にとらわれていく話。
とらわれていく?以前からアイナー自身が感じていた性的違和が表に出てきてしまう話か。別人格が出てくる解離症状なのか性的違和なのか最後まで判断できませんでした。解離が性的違和なのか?ん〜そこはどうでもいんだけど、奥さんのゲルダ、こりゃ大変!自分の旦那が女性になっていっちゃうんだから。ただこの奥さんが強くて優しい!最後までリリーに付き添ってあげる。感動しました。
ゲルダ役の女優さんはアカデミー賞取りましたよね。さすがです。
リリーも話が進むにつれてどんどんキレイになってくるんですよ!女性の体にする手術を受けるためにドイツに旅立つんだけど、これがまた女性がうれしがる姿そのものを演じています。この男優さんもすごい演技。そして、映像がどの場面をとっても油絵の様に美しいのが見所です。ホントにキレイな映像。人の性は何によって決定づけられるのか?元々あやふやなのか?なぜ身体にこだわるのか?突き詰めれば自分が自分である証拠は?考えてしまいますよね。久々にいい映画見ました。
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