血まみれスケバンチェーンソーのレビュー・感想・評価
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スカートとふんどし
"血まみれスケバン・チェーンソー" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞。
原作コミックは未読。
「仮面ライダードライブ」のヒロイン、詩島霧子役でブレイクした内田理央の映画初主演作。「ドライブ」の最終章と並行しての撮影だったそうで、役の切り替えが大変だったとか。
片や真面目な警察官、片や血まみれのJK。全くの正反対な役どころを同時に演じていたなんて訳分からなくなりそう。
内田理央のチェーンソー片手の下駄履きアクションは見応え充分。ゾンビや改造人間どもを独自の格闘術でバッタバッタと血祭に上げていく様が痛快で、カッコ良かったです。
スカートの下はふんどしなのも好ポイント。内田理央はお尻がチャームポイントなので、このキャスティングはピッタリと言うよりも確実に狙っている。監督分かってるなぁ(笑)。
セーラー服を血まみれにしながらの激闘を征した後、迎えに来た男性(役柄は忘れました)に対して、途端に乙女の顔になるギャップが堪りませんでした。か、かわいい…
※修正(2024/02/23)
熱い!
内田理央のアイドル映画
ではあるが、一歩枠を超えていた気がした。内田理央のキャラが魅力。低い声で熱く語る。コスプレ感は強いが、そういうものとして観る。
グロとエロのギャグのテンポが良い。
忍者に語ったオタクが笑われる理由が一番熱かった。
追試を受けるためとか好きな人が迎えに来るとか行動理由が可愛い。
単なるB級スプラッタ映画ではありません
原作は未読(三家先生すみません)で観ました。
仮面ライダードライブで初めて知った内田理央さんが
主演だったのが観に行く動機にだったので、ストーリーは
作品HPで見た位の下情報で映画館へ。
正直、最初の期待値が低かった所もあり、B級スプラッタ作品だと
割り切って見たので、ストーリーやカメラワーク、CGも
ハリウッド作品と比べるとツッコミどころは満載です。
(比べる自体がおかしいのです。)
しかし、作品内のセリフになぞるなら「馬鹿な事を真剣に
やっている」という部分でハナからくだらなさが突き
抜けている気持ち良さが作品を観終えた後に感じました。
そもそもスケバンがチェーンソーを抱えている時点で
おかしな訳で(笑)股からロケットミサイルを発射する
チアリーダーやら性転換された忍者とかを真剣に考えては
いけません!(Gカップ真剣白刃取りが見どころ?)
上演終了後に監督さんと出演者の皆さんの舞台挨拶の
トークで知りましたが、真夏の猛暑の中で熱海の廃校を
借りてわずか1週間の撮影期間で作られたと聞きました。
そしてスプラッタ映画の本質のグロさは最初から考えずに、
スポーツ観戦感覚での爽やかなイメージのスプラッタ作品を
創るという事で残虐シーンやグロアイテムは意図的に
リアルな描写はしなかったとの事。
(予算の都合などリアルな制限もあったのでしょうと想像)
そういう事情を聞くと作品内で目に付いた点として
会話している場面が単調で、セリフの応酬が間引きしている
シーンが多かったのは低予算の中での限界と判り
許せてしまいます。(とくにラスボスの戦いが惜しかった)
続編にも意欲的だったので、もし作られるならもう少し
予算を増やして撮影時間も余裕を持たせると作品の質が
上がると思います。そしてセリフで済ませるのではなくて
アクションを増やしキャラの動きで見せるカメラワークを
次回作に期待します!
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