「【“殺せんせーの哀しき過去が描かれる第二弾。二宮和也さんって、矢張り凄い役者だなあと思った作品である。】」暗殺教室 卒業編 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【“殺せんせーの哀しき過去が描かれる第二弾。二宮和也さんって、矢張り凄い役者だなあと思った作品である。】
ー 今作の様な人気漫画を実写化した作品には、原作を愛するが故に、厳しき意見をする方が当時は多かった気がする。
だが、今作には、今や邦画の若手俳優のトップランナーとして活躍されている数々の方が出演している。
何が言いたいかというと、そういう方々が世に出る作品という意味でも貴重だという事である。
この流れを作ったのは、故、深作欣二監督の「バトルロイヤル」だと思っている。
彼の作品からは舞台で名を馳せていた藤原竜也氏が、世間に認められた。(ついでに言えば、山本太郎も重要な役をこなしていたが、彼は今や政治家である。メロリンキューとして高校生の時にバラエティに出演した時には驚いたが、彼の国会での与党を厳しく追及する鋭き弁論は一聴に値すると思っている。)
◆感想
・今作は、レビュータイトルに書いた通り、殺せんせーの哀しき過去が描かれる。
だが、彼は自分を殺そうとすることで、学校で疎外感を得ていた生徒たちに生き甲斐や、考える思想を齎しているのである。
<あり得ない設定ではあるが、今作の様な作品は定期的に製作されるべきだと思う。メインキャストはアイドルになるのかもしれないが、今作シリーズで言えば、菅田将暉さんの様な実力派俳優の姿は、矢張り際立つし、アイドルの方でも良い場になると思うのである。
言うなれば、若手ホープ俳優の実力が試されるのである。
でないと、”坂系”の演技経験値の無い方々ばかりの映画が氾濫してしまう気がするのである。>
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