「あまりにもベタで、あまりにも。」四月は君の嘘 たくっちさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりにもベタで、あまりにも。
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原作、アニメ版、ともに未読です。
いや、(少し貶めた表現になるので、すみません)
私はこの手の若年女性層向け青春作品を、好んで観る傾向がありますが
『付き合うようになった二人だが、彼女はある秘密を抱えていた…』
この設定、とりあえず加えないとキュンキュンしないのだろうか…?
私が飽きてきたからかもなので、そろそろそういう作品から
卒業時なのかもしれません。
しかし、それならいっそ最初から、
かをり視点で作品を作れなかっただろうか。
公生視点で話が進んでいくので、山崎くんの卑屈っぽい
未来に向かって進むという姿勢がほぼ見られない演技が
強調されてばかりで、観るに耐えず。(そういう演出なのか?)
ストレス溜めるばかりでした。
(私が単にカッコいい山賢を観たかっただけなのかもしれません。)
そして
先の読めてしまう、演出の展開の数々。
お約束でここで流すよね、という入りの劇中の音楽の数々。
もうちょっと捻れなかったか…。
主演の二人にこびりついていた、自分の中でのイメージを
(そういう演技もできるのか!)という意味でで払拭した、と
いう点では良かったのかな。
石井杏奈と中川大志の、助演の二人は宜しかったですね。
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