劇場公開日 2016年4月22日

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「コケてもおかしくないような作品」レヴェナント 蘇えりし者 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5コケてもおかしくないような作品

2017年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映像の美しさやサイレントで血なまぐさい演出、過酷なロケーション等々、挑戦的な内容が目立つ映画。いかにも玄人ごのみしそうであり、またその業界に近い人間ほど凄さを痛感したであろう映画。
でもねえ、前半の間延び感は結構こたえる。沈鬱でこっちまで寒々してくる淋しさ満載。「おもしろさ」はないので、別な視点で見所を見つける必要がある。(そういう意味では見る側の感度も試される映画)
コケてもおかしくないような作品が、ストイックな映像美追求と演技でなぜか格を上げてしまった、というのが正直な印象。

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okaoka0820