「カメラがよく曇る」レヴェナント 蘇えりし者 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
カメラがよく曇る
ディカプリオとトムハーディの秀逸な演技が厳しい冬の映像美の中で繰り広げられる。熊に襲われるシーンのリアル表現は秀逸。立ち去ると思いきや、また襲ってくる。死んだふりできるか?できないよ。その辺りの表現もスリリング。
先住民など政治的な目線で見てしまうとかえって邪魔になると、そこのところは意識的に頭から外そうとして見ていたが、意図的にそういったテーマを放り込んでくるのが厄介。復讐ドラマ、サバイバルとして十分楽しいが、イマイチすっきりしない。
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