「前半のサバイバル劇と後半の復讐劇」レヴェナント 蘇えりし者 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
前半のサバイバル劇と後半の復讐劇
TOHOシネマズ伊丹で映画「レヴェナント 蘇えりし者」(The Revenant)を見た。
公開3日目でしかも話題作なので観客は多い。
午後からはもっと多いだろうと思う。
午前中第1回のこの回の客入りは8割くらいだろうか。
開映30分前に劇場に到着したが後ろから3列目に2つ席があった。
映倫区分R15+なので夫婦だけで見た。
レオナルド・ディカプリオが第88回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続き2年連続の監督賞を受賞。
エマニュエル・ルベツキが「ゼロ・グラビティ」 Gravity (2013) 、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続きアカデミー撮影賞を3年連続受賞した。
前の4分の3は、登山中にヒ熊に襲われ瀕死の重傷を負ったレオナルド・ディカプリオが町にたどり着くまでのサバイバルのパート。
後の4分の1は、最愛のひとり息子を殺されたレオナルド・ディカプリオが雪山でトム・ハーディを追い詰め復讐するリベンジのパート。
大まかなストーリーはただそれだけなのだが、ディカプリオがヒ熊に襲われる大迫力のシーンや冬の大自然の中でサバイバルするシーン。
ひとりのインディアンの男に助けられるシーンや、さらわれたインディアンの娘を助けるシーンなどにも時間がさかれる。
上映時間は157分と長いが長さを感じさせない。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。