「まさに、ロシアの殺し屋恐ろしや。」ロシアン・スナイパー ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに、ロシアの殺し屋恐ろしや。
「私は304人のファシストを殺しました」と平然と語る女の姿に度肝を抜かれました。
学生の頃から優等生であり続けた彼女は、全てにおいてパーフェクト。
それは、戦闘においても同様で、数多くの敵を銃殺する狙撃手として活躍します。
初めの戦闘では、ガタガタ震えているだけでしたが、場数を踏むことで次々に標的を撃ち殺す姿はハンターそのもの。
人を殺せば殺すほど、皮肉にも射撃の腕は上がってゆくのですから、一人寂しく生き残ってしまうのです。
功績を讃えられても、素直に喜べない気持ちに、戦争という逃れられない重圧を感じます。
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