カラマリ・ユニオン

劇場公開日:

解説

フィンランドのアキ・カウリスマキ監督が贈る、クレイジーなロードムービー。全員の名前がフランクという15人の男たち。カラマリ・ユニオン(イカ墨同名)のメンバーである彼らは、退屈な街を捨て、街の反対側にあるという理想郷エイラを目指して旅立つ。不思議な男たちの旅を、ロックテイストをちりばめて皮肉たっぷりに描いたこの作品は、カウリスマキ監督の代表作「レニングラード・カウボーイズ」シリーズの原点ともいえる。

1985年製作/80分/フィンランド
原題:Calamari Union
劇場公開日:2002年

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(C)Villealfa OY

映画レビュー

3.5【若きアキ・カウリスマキ監督ってこんな可笑しく、不条理なロードムービーを作っていたんだ!】

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

知的

ー 登場する男達の名前が、皆フランク。そして、彼らはカラマリ・ユニオン(イカ墨同盟)のメンバーらしい。
  そして、彼らは現在の状況に見切りをつけ、理想郷、エイラを目指す。-

◆感想

・良くまあ、こんな奇妙奇天烈な設定を考えたモノである。

・男達は、皆、黒いサングラスをかけ、地下鉄を乗っ取り理想郷を目指すが、次々に殺されたり、自殺したりしていく。

・そんな描写がモノクロで、描かれるのだが、どこか飄々とした作風に可笑しみがあり、飽きることが無い。

<結局、残り二人の男が小さなボートで理想郷を目指すのだが、爆音がして暗転し、エンドとである。
 今作は、若きアキ・カウリスマキ監督が描く、不条理且つアナーキーなロードムービーである。>

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NOBU

3.0チャイコフスキー : 交響曲第6番「悲愴」 『When the B...

2024年4月11日
スマートフォンから投稿
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マサシ

5.0ベスパ、2ケツでメイベリーン🎶

2024年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

これぞレニングラード・カウボーイズの前身として納得のメチャクチャでシュールな物語展開、困難な状況もスムーズに切り抜ける"フランク"集団の惚けたキャラクター群が破天荒にもヘルシンキから抜け出せない様子が可笑しくて雑に思える場面ですら寛容に観ていられる。

何人かのフランクが出会う女たちは基本的に物語と繋がらない、序盤から地下鉄をジャックする奇想天外な行動、ステージに上がってギターを弾き始めて何の曲かと思いきや「Stand by Me」を歌い出す意表を突く展開に笑えながら哀愁が漂う。

霊柩車で登場の甘いマスクは若かりし日のアキ・カウリスマキ、何ら変わらない風貌でマッティ・ペロンパーもこの頃から健在、目が離せないフランクたちの行動に収拾がつかなくなり混乱してしまう、常に笑いは収まらずに!?

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万年 東一

3.0フランクによるフランクのフランクの為の映画

2021年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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トミジュン

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