「新鮮なノスタルジアー最高のスピンオフ」クリード　チャンプを継ぐ男　のむさんの映画レビュー（感想・評価）

「ボクシング映画かー。なんか漢っぽく砂浜走って太陽に吠えろ！的な話でしょ笑」
とか侮ってみるとかなり痛い目にあいます笑。

というのもプロットは単純なのだけど人間関係がかなり複雑。ただそのなかで、一つ一つの関係と一人一人の感情の描き方がものすごく繊細で明瞭なため、スポーツ映画特有の迫力とスピード感に加えて、ヒューマンドラマ的な美しさがあります。なによりも、ロッキーシリーズに忠実でありながら、新しい世代であるオーディエンスにあざとさを感じさせない演出にはただただ脱帽です。

格闘シーンみながら泣くこと必至なので、ハンカチ必須です笑。