「最高のワードセンス」デッドプール みーやさんの映画レビュー(感想・評価)
最高のワードセンス
入りからデップー節が炸裂する。抜群のワードセンスと絶妙な間が最高のバランスで組み合わさって劇場が笑いに包まれる。
内容としてはラブストーリーなのだが、コメディー要素とアクション要素がこれでもかというくらい主張していて個性の強い独特な映画に仕上がっていた。良かった点として、観客に問いかけるスタイルはハウス・オブ・カードでも見られたけど作品と繋がっているようか気分になれて没入感が非常に高い点。あと、マーベルの内部事情とかに踏み込んで行くスタイルのブラックなユーモアで思わずニヤッとしてしまって楽しめた。作品全体がブラックな笑いに包まれているが意外にもストーリーとしては真面目で、ラブストーリーとしてもしっかりしていたのも芯があるように感じられて良かった。悪い点は全然なかった。噂に違わぬ面白さだった。
非常に人間らしい登場人物達には親近感を覚えるに違いない!アントマンといい、この手のダメな部分が目立つヒーロー映画はホント外れないな。
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