フッテージ デス・スパイラルのレビュー・感想・評価
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怖さはないですが、サスペンス色は少し高くなりました。
前作で、主人公エリソンの調査をサポートした副保安官が、新たな犠牲者を出さない為に奮闘する物語。
前作同様に、サスペンスホラーとして鑑賞しましたが、映画としての面白さはこちらの方が上のように感じました。
1作目の貯金があるということもあり、サスペンス色はやや高くなったように思います。
ただ、核心はついていないように感じられます。アイデアがないのか、3作目を作るつもりがあるのか・・・
また、前作同様に怖くはないですね。子供たちの描写が、演技も演出もまったく心に迫りません。
評価としては、前作よりやや上ですが、映画としてはやや低めです。
前作の副保安官が主人公に!
オズワルトの惨劇を連鎖の最後にしようと家を燃やした副保安官。その後警察を辞めて私立探偵になったのだが、オズワルトの遺志を継いだかのように悪魔を追っていた。いや、終わったかのように見えた惨劇はまだ続いていたのだった・・・という続編。
新たな8ミリビデオによる残酷映像。磔にして燃やされる家族、宙吊りにされワニに喰われちゃう家族、雪の中で凍死させられる家族、感電死させられる家族。映画を最後まで見ないとだめだぞ!などと、ディランは幽霊たちに脅されるが頑なに拒否。
ビデオを撮った者がいるという恐怖がわかってしまっているだけに、弟のザックのわざとらしい演技にがっかりしてしまう。前作でのイーサン・ホークの演技、特に最後の絶望感がとても良かっただけに残念な続編となっていた。個人的には元副保安官とコートニーの関係がキスだけで終わったことに違和感を覚える・・・というか、どこまでストイックなんだよ!てな感じでした。
「フッテージ」の続編
前作ありきな部分もあるので、予習してから観るとスッと入れるかも知れません。
でも、前作程の邪悪な雰囲気はないかな。
優しくまとまってる印象です。
もっと絶望的な内容だったら面白かったかも。
態度の悪いオッサンだけが炙られて逝っただけで、もっと理不尽さが有った方が良かったかなと思います。
最後も、そこまで車で来てるんだから 車に乗って逃げれば良いのに、わざわざ走って逃げるとは…。
ホラー映画などではデフォなんですけど、「何で車に乗らない?乗った方が早いだろ」って、ちょっとツッコミたくなりましたw
双子のディラン役の男の子が可愛かったですね!
あと処刑のシーン(畑で張り付け)は「チルドレン・オブ・ザ・コーン」を彷彿とさせますね。懐かしい!
イーサン・ホークの「フッテージ」、忘れちゃった部分もあるから、もう一度観てみようかな。
目新しい変化は無い
前作では脇役だった副保安官が主人公となったが、イーサン・ホークはどんな形でも登場して欲しかった。イーサン・ホークだから良かった部分もかなりあるためどうしても人物のインパクト不足が感じられる。前作で子さらいの悪魔「ブグール」の魂胆も分かり、基本的な謎は解けた形で終わった為、本作は必然的に謎解きよりもブグールを食い止めるというのがテーマになっている。世界観は受け継ぎつつ、新しい境地に踏み込んだ形になったが、この悪夢を終わらせる為に奔走する主人公には大変共感することができた。
テーマこそ前作とは異なるものの、変に凝ったりもせず、不気味さやなかなか良い構図もあったのが好印象だ。しかし、前作は地味ながら引き付けるものがあったが本作にはその力が足りない。前作で感じられた独特な恐怖演出も無く、そういったところは普通のオカルトホラーとなってしまった感じがある。また、作家だった前作の主人公は自らスナッフフィルムに手を伸ばしてしまい、自身の手で呼び起こしてしまった恐怖という物だったが、本作はブグールに連れ去られた子供たちが幽霊となり直接現れて強制的に狙いをつけた子供に見せるという変更点が加えられている。その際に「これは傑作だぞ」「ヤダ。もう見たくないよ」→結局見るの繰り返しであり、いささか不自然に感じてしまった。日本では劇場版スルーだったが、興行収入面では前作の半分にも満たなかったという事で第三作目は厳しいだろうが、一定の恐怖を味わうことの出来る作品なのは間違いない。
単体ホラーとしては全然です
が、前作のおまけ設定説明ストーリーとしてはいいかなと。
いくつか良い絵もありました。
副保安官の頑張りとか、複雑なご家庭事情の家族をぶっ込むとホラー側も大変なんだな…とか色々じわじわくる。
前作依存が激しくて、これだけ観たら絶対意味プ…
ストーリーはあってないようなもの。設定が前作に完全に依存している為、
『フッテージ』1作目を事前に観る必要がある。
家に憑りついたこどもたちの霊の姿(見え方の問題?)が終盤になって変化するまでは、ホラーな雰囲気モリモリで面白い。
夜な夜なスナッフフィルム観させられるなんて最悪よな……。
(個人的にこのスナッフフィルムというモノが苦手なので恐怖感を抱きました。
怖いというよりは、気持ち悪いという感覚かな。)
問題は終盤の盛り上がりシーン、ザックが『いっぺんに殺ろうとしない』事がご都合主義っぽくて一気に盛り下がる。
フィルムでは皆いっぺんに処理していたのになんでキミだけ?
主人公と女は死なない映画設定でもあるんですか?という…勿体ない。
前作があるだけに最初からホラーまっしぐらなのですが、
訪問者の元保安官との恋模様とか、カッコよく守ってくれるシーンとかも楽しめました。
惜しいなー と思う1本!
168‐45
前作の彼が出てきて嬉しいです。怖かったし前作の謎が少し解けたのでよかったです。
しかし、前作は主人公には霊が見えないのに視聴者には見える、あるシーンまではなるべく霊をみせないという工夫があったが、今作は霊がいて当たり前、ポルターガイストめちゃおきるという普通の映画だったなと感じました。
あの映写機とカメラは悪魔のもの?
悪趣味な悪魔のアートな殺人発表会と言うべきか。
前作の副保安官が登場してるが、冒頭から神父に「自分だけを守れ」と諭されており、悪魔退治はしませんと。
DV 夫から逃げ出した家族ではあるが、双子の片割れは夫の性格を受け継いでて救いようがない感じ。
もう一人はいつの間にか仲良く?なった幽霊どもの8㎜上映会に参加すると言う不思議ちゃん(笑)
悪魔ブグール?は白塗りの顔がバットマンのジョーカーに見えた(笑)
過去の殺人フィルムも子どもが行った体になっているが器用な子どもたちであると感心する。
しかし、悪魔の力なのか、幽霊の子どもが介助したのか。
あんな子どもが十字架に大人二人子ども一人を乗せられるのか?と考えてしまった。
作品としてはゾクゾクするような怖さはまるでない。
副保安官を通して観るみたいな感じで、ドラマティックに対決したりしない。
副保安官は超常的なものの仕業と解っても大した手を打たない為、解決への道筋が見えない。
色々書いたが、どうやら私も幽霊どもに釣られて見せられたのかもしれない。
前作の方が凝ってた印象
ストーリー構成も含め、前作の方が見ごたえがありました。ジワジワと攻めてくる恐怖描写に、徐々に紐解かれていく謎が面白い映画でしたが、その謎も前作の終盤でほとんど解明したので、普通の流れでいったら「原因が分かったらそれを食い止める」というのが普通でしょうかね。なので、本作に謎解きが少なく事態の収拾になっているのは無理もないかと思います。
また、少しだけ、話の主旨が変わった印象です。前作では本を書く取材や調査のため、自らの手でテープを再生していましたが、本作では悪魔ブグールに連れていかれた子供達の霊が当たり前のように出てきて、色々と問題を抱えた家庭の子供に半ば強制的にビデオを見させるという風になっていました。恐怖描写も少なく、不気味さが薄れている印象です。
本作で完結なのかは不明ですが、どうせならブグールと闘って欲しかったです。
全体的な雰囲気は引き継いでおり、前作で副保安官だった脇役が本作の主演になっているなど、話の繋がりを明確にしている所は良かったです。
しかし、残念なことにアメリカ国内では公開されたのでしょうが、日本では未公開でした。
前作ほどアメリカ本土でウケなかったのでしょうかね。
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