あのバスを止めろのレビュー・感想・評価
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チップとレイラの大作戦
「あのバスを止めろ」って言っているのは、誰なんでしょうか。悪党二人組の視点?。相変わらず不可解な邦題が多い。原題は単に「夜行バス」らしい(「バスを止めるな」とかいうなら「スピード」とか「ガントレット」があったけど)。
次々に出てくる男たちの関係がよくわからないし、場面と場面のつなぎもちぐはぐで、上出来とは言いがたい。たぶん巻き込まれた主人公二人の状況が主眼であり、あとは大した意味はないのかもしれない。ラストのオチを見てもそんな気がする。
奥さんから頻繁に電話がかかってくる悪党や、変なものを食わされて腹をこわしている相棒など、随所にユーモラスな描写はあるものの、一方で結構な数の死体が転がっていく…。ティティの設定は面白い。デニス・ルヘインのパトリック&アンジーシリーズにおけるブッバみたいだ。
ジョヴァンナ・メッツォジョルノという女優は初見だが、近来出色の美人ではないだろうか。
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ライオンハート
換金目的でパスポートとついでにみつけたロッカーの鍵を盗んだ女&巻き込まれたバスの運転手の男がパスポートに隠されていた謎のマイクロチップのせいで追われる話。
コミカルな要素を織り込んでいるけれど面白可笑しさや軽妙さは余り感じないし、導入部分からゴチャゴチャしていてわかりにくい。
シリアス一辺倒にする必要はないし、ストーリー自体は悪くないけど、余計なものを差し込むせいでテンポが悪くチープになってしまっていて残念な感じ。
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