「作りとしては目新しさはないが熱い作品」ストレイト・アウタ・コンプトン ハルさんの映画レビュー(感想・評価)
作りとしては目新しさはないが熱い作品
ストーリー展開としてはよくある作りなんだけれども、やはり描かれている題材が新鮮だし強烈である。
この作品の魅力はすなわち彼らの楽曲群の魅力であるし、またそれらが時代の空気を動かしてきたという事実をしっかり伝えているところだろう。影響力の功罪はともかくとして。
既存の価値観や業界の仕組み、公権力による差別に対して言葉と音楽で立ち向かっていた彼らがその後のシーンを一変させていったことの意味を考えさせてくれる良作だった。
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